ついに視聴率は1%台まで下落…BLACKPINK・ジェニー、5年ぶり出演のバラエティ番組が大苦戦のワケ

2024年03月12日 テレビ

グローバルスターが出演したからといって、視聴率につながるという保障はない。

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出演者として話題性をつかんでも、番組の魅力が後押しされなければ厳しい結果が待っている。

去る2月23日から始まった、アマゾンプライムビデオでも配信中のバラエティ番組『アパートメント404』(tvN)の視聴率が下落傾向だ。視聴率調査会社ニールセンコリアによると、3月8日に放送された『アパートメント404』の第3回は、全国視聴率1.7%に終わった。

これは第2回の視聴率2.1%より0.4%下落した数字だ。第1回の視聴率が2.7%でスタートしたことを考えれば、大きな減少幅といえるだろう。

話題性だけのジェニー

初放送の時は期待が大きかった。『アパートメント404』は、BLACKPINKのジェニーが2018年のバラエティ番組『ミチュリ8-1000』(SBS)以来、約5年ぶりにレギュラー出演する番組として話題を集めた。

『アパートメント404』
(画像提供=tvN)『アパートメント404』

ジェニーは『アパートメント404』を通じて、“国民MC”と呼ばれるユ・ジェソク、『ランニングマン』のチョン・チョルミンPDと再会。その他にも、推理劇の没入感を高めてくれるチャ・テヒョンとオ・ナラ、笑いの責任を負うヤン・セチャン、ドラマ『ムービング』で株を上げたイ・ジョンハの組み合わせは、“ドリームチーム”と呼ばれるに値した。

『アパートメント404』は、アパートで前代未聞の事件が起き、隠された手掛かりやゲームを通じて秘密を解明する推理劇という新鮮さを予告した。しかし蓋を開けてみると、従来のフォーマットを借用する二番煎じの印象がぬぐえなかった。全体的に『ランニングマン』や『シックスセンス』(tvN)の香りを消すことができていない。

主な視聴ターゲットも曖昧だった。テレビや扇風機などの古い家電とレトロな物語のテーマを披露したのは、高齢者たちに郷愁を刺激した。しかしジェニーやイ・ジョンハなど、若い出演者を見ようとする若者世代に、それらの素材がどれほど共感を起こしたかは疑問だ。

肝心のジェニーは『アパートメント404』で、その時代のスターたちのファッションを再現している。1998年にタイムスリップした第1回ではピンクのカチューシャを着用し、ドラマ『トマト』(原題、1999年)のキム・ヒソンに変身して話題を集めた。

第2回では1980年代を扱った映画『サニー 永遠の仲間たち』の清純なミン・ヒョリンのスタイルを完璧に消化。そして第3回では、携帯電話広告のイ・ヒョリに変身し、世紀末の感性を誇った。

BLACKPINK・ジェニー
(写真提供=tvN)BLACKPINK・ジェニー

しかしスタイリングで話題を集めること以外は、これといった魅力を見せられなかった。

よどみなく壊れてバラエティ感を披露するアイドル出演者が多いなかで、ジェニーの活躍は大きく目立たないという指摘だ。話題性を誇るジェニーに視線が集まり、推理劇にまともに没頭するのが難しいという評価もある。

またチョン・チョルミンPDは、呼吸がよく合う出演者の組み合わせで、おもしろさを引き上げる長所を持っている。しかし現在までは、ユ・ジェソク、チャ・テヒョン、オ・ナラのチームと、ヤン・セチャン、ジェニー、イ・ジョンハのチームに分かれて推理を繰り広げたことを除けば、目立ったケミストリーは見られなかった。

計12回の番組であるだけに、残されたエピソードで「おもしろさゼロ」というレッテルをはがせるか注目される。

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