“アーティスト・リスク”整理したYG、今後の戦略は得意分野に「一点集中」

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「BIGBANG」から「TREASURE」まで。韓国YGエンターテインメント(以下、YG)に所属するアーティストたちが、次々とカムバックとデビューを知らせている。

再始動のBIGBANGとBLACKPINK、iKON…。YGは2020年に過去の名声を取り戻せるか

まず最初に、4人組へ再編されたSECHSKIES(ジェクスキス)が、1月28日にニューミニアルバム『ALL FOR YOU』をリリースする。

昨年、リーダーB.Iの麻薬疑惑によって6人組となったiKONも、SNSを通じて新曲のミュージックビデオ撮影を知らせ、カムバックを予告。YGが制作したオーディション番組『YG宝石箱』を通じて結成された『TREASURE』も12人組に再編し、1月14日からデビュー前のプロモーションに拍車をかけている。

ガールズグループBLACKPINKも、2020年初旬にカムバックを予告しており、V.Iの脱退によって4人組へ再編されたBIGBANGも、アメリカ・カリフォルニア州で4月に開催される『Coachella Valley Music & Arts Festival』の出演で活動を再開する予定だ。

2019年、YGは所属アーティストらの様々な問題と疑惑によって創業以来最悪な1年を過ごした。また、メンバー全員が兵役に突入したBIGBANGの空白に合わせて多角化ビジネスを図ったが、事実上の失敗に終わった。

BIGBANG

しかし、芸能事務所の最大の弱点となる“アーティスト・リスク”を整理したYGは、再びK-POP産業を中心に事業構図の改変に乗り出している。赤字を出していた新ビジネスを果敢に整理し、本業だった音楽制作とマネージメントに改めて力を入れる様子だ。

YGは昨年11月、外食部門の系列社「YG FOODS」の売却を決めた。また、人気プロデューサーをスカウトして番組の制作を行っていたコンテンツ制作事業も、事実上中断した状況である。

そんな中、YGの株価も上り調子が続いている。昨年初旬に5万800ウォンを記録した株価は、8月26日時点で1万9300ウォンまで下落。クリスマスイブの12月24日には2万6000ウォンに過ぎなかった。ただ、今年の初めから上昇幅を広げながら、1月6日には208日ぶりに3万ウォン台に復帰し、1月14日の終値は3万5000ウォンだった。

一部ではBIGBANGの活動再開をSNSで知らせた、ヤン・ヒョンソク元代表の復帰説もささやかれている。ヤン・ヒョンソクは現在、YGの全株のうち17.32%を持つ大株主であるため、今もなお少なくない影響力を行使している。

もちろん、YGに関するネガティブなイシューは依然として存在する。

ヤン・ヒョンソク元代表は2016年8月にB.Iの知人A氏が麻薬使用容疑で警察の取り調べを受ける際、A氏を懐柔・脅迫し、陳述を覆したとの疑いをかけられている。警察は近日中に捜査を終了させ、事件を送検する予定だ。ただ、B.Iとヤン・ヒョンソクがYGを離れた状態のため、YGに大きな影響を及ぼすのは難しそうだ。

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