Netflixオリジナル『殺人者のパラドックス』、日本では16歳以上が観覧可能!原作ファンからの関心が集中

2024年02月05日 話題 #Netflix #韓国ドラマ

Netflixオリジナル『殺人者のパラドックス』がレジェンド作品になれるだろうか。

【独自写真】俳優たちが『殺人者のパラドックス』制作発表会で語ったこと

最近、オンライン試写会を通じてNetflixオリジナルシリーズ『殺人者のパラドックス』がベールを脱いだ。全8話のうち4話まで公開され、残りの4話をさらに気にならせる。

『殺人者のパラドックス』は偶然殺人に手を染めた平凡な男イ・タン(演者チェ・ウシク)と、彼を追う刑事チャン・ナンガム(演者ソン・ソック)の物語を描く。2010年から2011年まで掲載された同名のウェブトゥーンが原作となっている。ウェブトゥーンは15歳から観覧可能だったが、今回のNetflixシリーズは18歳から観覧可能(日本では16歳から可能)で、それだけ表現のレベルが一部刺激的であるということだ。

『殺人者のパラドックス』公式ポスター
(画像=Netflix)『殺人者のパラドックス』公式ポスター

主人公のイ・タンは、学生時代、カースト最下位で、校内暴力まで受けけるという不幸な時期を過ごす。除隊後、大学に復学するが、特に得意なことはなく、コンビニでアルバイトをしながら過ごしていた。そんななとき、偶然にも殺人を犯してしまう。イ・タンが殺した男は極悪非道な連続殺人犯で、証拠も発見されず、警察の捜査を抜け出す。

イ・タンは人を殺したという罪悪感に苦しめられるが、時間が経つほど鈍くなっていく。それと同時に2度目の殺人を犯すことになり、特技が一つもなかった自分の人生で殺人の証拠を残さない能力を発見。殺人が唯一の離脱になり、人生は180度変わる。

だが、証拠のないイ・タンに向かって疑いの目を向ける刑事のチャン・ナンガムは、イ・タンをすさまじく追いかけまし、彼の周辺をうろつく。 チェ・ウシクはウェブトゥーンを破って出てきたようなシンクロ率を披露し、イ・タンそのものを完成させた。校内暴力の被害者である高校生、希望のない復学生、殺人に鈍くなるアルバイターまで、複雑で繊細な感情を見事に表現した。

『殺人者のパラドックス』
(画像=Netflix)『殺人者のパラドックス』

ソン・ソックはウェブトゥーンにも出てきた風船ガムを噛む設定をそのまま生かし、ディテールを追加するなど、チャン・ナンガムの魅力を最大限に出した。ドラマ『私の解放日誌』でのク氏、『犯罪都市 THE ROUNDUP』でのカン・ヘサンとはまた違う顔だ。

また、イ・タンがますます罪意識を失ったまま殺人を犯す姿はややもすれば「殺人美化」と映るかもしれないが、監督は「死んで当然な者の死が果たして審判なのか、殺人なのか?」という質問を投げかけている。

第4話のエンディングでは、疑問を秘めた正体不明の元刑事ソン・チョン(演者イ・ヒジュン)が初登場し、たった30秒の出演にもかかわらず強烈なインパクトを残した。

ドラマ化された『殺人者のパラドックス』が、“レジェンドウェブトゥーン”と絶賛した原作ファンを満足させることができるか注目だ。

なお『殺人者のパラドックス』は2月9日、Netflixにて全8話を公開する。

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