K-POPグループ「X1」(エックスワン)が公式的に解散を発表した中、ガールズグループ「IZ*ONE」(アイズワン)は活動再開に対する合意が進んでいる模様だ。
昨年7月、韓国Mnetによるオーディション番組『PRODUCE』シリーズの投票操作疑惑が浮上し、警察捜査によって事実と判明されたため、同シリーズの3作目『PRODUCE 48』から結成したIZ*ONEと、シリーズ4作目の『PRODUCE X 101』から結成したX1はその影響によって活動中止を余儀なくされた。
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しかし、Mnetの運営会社CJ ENMの代表取締役社長ホ・ミンフェ氏は先月、「IZ*ONEとX1メンバーたちの活動再開と関する全てを支援する」と明かし、同社のコミュニケーション担当シン・ユンヨン氏も「責任を感じる。現在各所属事務所と話し合い中で、活動を再開するよう支援する」と強調。IZ*ONEとX1が活動を再開する可能性が浮上した。
ただ、X1は1月6日、「全メンバーの所属事務所が合意することを原則として協議を行ったが、合意に至らず解体が決定した」と発表。CJ ENMも公式立場を通じて「X1の活動再開に向けて努力したが、X1の解散を決定した所属事務所の立場を尊重することにした」とし、X1の解散を公式に認めた。
協議に参加した関係者によると、X1の場合は所属事務所2社がX1としての活動に猛反対し、意見が極端に分かれたという。他の関係者は「全員の合意を得ることが(活動再開の)原則だったので、解散の他には方法がなかった」と話している。
一方で、IZ*ONEの場合は個々の所属事務所が活動に対して前向きな立場を伝えており、活動再開の方向へ進んでいるという。
とある関係者は「すでに約1年間活動を行い、様々な問題の中でも活動に対する意思が見られた。そしてすでに昨年末に日本のマネージメント社の意思を確認するなど、活動に対する合意が進んでいる」と明かした。
『PRODUCE 48』を通じて結成されたIZ*ONEは、12人組の日韓合同ガールズグループ。
チャン・ウォニョン、宮脇咲良、チョ・ユリ、チェ・イェナ、アン・ユジン、矢吹奈子、クォン・ウンビ、カン・へウォン、本田仁美、キム・チェウォン、キム・ミンジュ、イ・チェヨンで構成され、2018年10月に韓国デビュー、2019年2月に日本でデビューした。グループの総括マネージメントはOFF THE RECORDが担当する。
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