BTSも食べる日が来る? 「韓国グルメの巨匠」ペク・ジョンウォンが“軍隊給食”の改善に乗り出す

2024年01月27日 話題

韓国で「まずい献立」の代名詞とされている軍隊給食が、“韓国グルメの巨匠”ペク・ジョンウォンによって生まれかわる見通しだ。

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韓国メディア各所は26日、「国防部が民間専門家コンサルティングによる軍給食運営力量強化のために、本日THE BORN KOREA(ザ・ボーン・コリア)と業務協約を締結した」と報じた。

この日国防部で行われた業務協約式にはイ・ガプス国防部軍需管理官と、THE BORN KOREAの代表ペク・ジョンウォンが参加した。

報道によると、国防部は今後THE BORN KOREAとともに兵営食堂の運営方式の改善、軍給食に適した調理器具およびレシピの開発、調理兵の就職支援といった軍給食の発展に貢献する。第一段階としてモデル部隊を選定し、兵営食堂コンサルティングのモデル事業を来月中に施行する予定で、成果によっては追加拡大を検討するという。

ペク・ジョンウォン
ペク・ジョンウォン

ペク・ジョンウォンは1989年に陸軍学士将校14期として任官し、砲兵将校として服務する過程で幹部食堂管理将校として陸軍第7砲兵旅団で食堂運営を務めた経歴を持つ。

本人は当時の経緯について「砲兵旅団本部隊の副官として服務していた際に幹部食堂の食事があまりにも美味しくなかった。自分がやればもっとうまくできると考え、異例的に当時幹部食堂を管理していた副士官と補職を交換することとなった」と語っており、実際に多種多様な献立を披露して幹部たちに好評を得たそうだ。加えて、最近放送された韓国のバラエティ番組では兵営食堂で調理を披露するなど、依然として軍隊給食に対する関心が高いことがうかがえる。

国防部は今回の決定について「服務期間短縮による調理兵の熟練度低下といった悩みを抱えるのが軍給食分野」とし、「軍に対する格別な愛情を持つペク代表の食堂回生ソリューションと、簡単な調理法で実現する新メニュー開発に特化したTHE BORN KOREAならではの専門性が軍給食分野の抱える悩みを解消してくれると期待する」とコメントしている。

双方は今回の業務協約を通じて将兵たちがより良質な給食を経験すると同時に、調理兵の経歴が除隊後にTHE BORN KOREAの優先採用機会につながるよう協力関係を持続する方針だ。

◇ペク・ジョンウォン プロフィール

韓国の大手外食企業THE BORN KOREA(ザ・ボーン・コリア)の代表取締役を務める外食経営専門家。“韓国料理の巨匠”とされており、タレント活動にも積極的。延世大学社会福祉学科を卒業し、砲兵将校として兵役を務めた。その後、1993年にソウル江南(カンナム)で『元祖サムパプチプ』をオープンして外食産業に参入。チェーン店所有数が韓国最多を記録する企業に発展させた。日本でも『本家』(ボンガ)、『セマウル食堂』『香港飯店0410』『ハンシンポチャ』といった人気店がチェーン展開されている。

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