韓国大手芸能事務所YGエンターテインメントへの厳しい評価が続いている。
韓国のNH投資証券は1月11日、アーティストたちの反復的な活動遅延とBLACKPINKのソロ活動追加契約の不発などでYGエンターテインメントに対する投資家の信頼が毀損された点を挙げ、目標株価を既存の8万7000ウォンから7万ウォンに下げた。
それでも投資意見は「買い」を維持した。
イ・ファジョン研究員は「反復的なアーティストたちの活動遅延で信頼度が低くなったなかでBLACKPINKの再契約内容に対する失望感まで加わり、投資心理が悪化した」とし、「そのため目標株価収益率(PER)を既存の30倍から24倍に下げた」と伝えた。
続けて「新人グループ(BABYMONSTERのこと)の興行失敗で有意義なアーティストラインナップ確保に失敗し、主要アーティスト(BLACKPINKのこと)の再契約不発、悪質なイシューが発生した点」をYGエンターテインメントに投資する際に考慮すべきリスクとして挙げた。
また、2023年第4四半期の営業利益も前年比50%急減の78億ウォン(約7億8000万円)と予想され、市場推定値を下回ると見た。
イ研究員は「TREASUREの日本アリーナ級ファンミーティングを除けば、有意義な実績寄与活動がなかった」とし、「BABYMONSTERや(BLACKPINKメンバーの)ジェニーの新曲音源はストリーミング指標こそ肯定的だったが、アルバム発売が伴わず、実績寄与は限定的」と指摘した。
それでも「現在の株価はBLACKPINKの今後の活動可能性を完全に排除したレベルまで下落した」とし、「彼女たちの個人活動はグループ活動を制限しないラインで進行され、メンバーもやはりグループ活動を継続する必要性について認知している」と評価した。
なおBLACKPINKメンバーは最近、ジェニーが個人事務所「ODD ATELIER」を設立。ジスは、実兄が代表を務める会社「Biomom」が新しく設立する事務所に移籍すると見られている。
また、リサが人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ作品に出演するのではないかとの情報や、ロゼがレコーディングした近況も伝えられた。
■【写真】BLACKPINK・リサ、“19禁”過激ショーの写真を自ら公開
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