女優キム・セジョン、自閉スペクトラム症の演技で“悟った”ことを綴る「門を探さないと」

2023年12月25日 話題

歌手兼女優のキム・セジョン(27)が、自閉スペクトラム症の演技をしながら悟ったことを明かした。

【写真】キム・セジョンの理想的な“メリハリBODY”

キム・セジョンは12月15日からソウル大学路の西京大学公演芸術センターで上演中の演劇『テンプル』でタイトルロール(表題役)を務めている。

同作は、自閉スペクトラム症にもかかわらず、世界的な動物学者になったテンプル・グランディンの学生時代の実話をもとに作られた。

キム・セジョンは12月24日、自身のインスタグラムを更新。2枚の写真と自身の考えを書き綴った長文を公開した。

「普段、作品の解釈の自由を侵害するような個人の解釈はなるべく遅く公開したいという立場だが、テンプルの初上演をしたあと、じっくり考えているうちにこれだけは共有しても良さそうなので書いてみます」と前置きした彼女は、次のように綴っている。

「私は元々、宗教的なことをあまり話さないほうなので、問題解決の過程が何かの宗教的な次元に見えることを好まない。そのためか、私が感じたテンプルにとっての『天国の門』とは、どんな輝かしい何かではなく、単なる『天国』という単語に惹かれた感じがより大きかった。普段理解しにくかったり、大変だった感情や感じが押し寄せてくる時には、自分の内的世界に逃げていたテンプルにとって内的世界とは、私が明確に写真のように覚えられた記憶の他にも限りなく漠然と感じられた、ある時は嫌で難しかったが、いつかは知っていかなければならない漠然とした感情もそこに位置付けられていると思った」

キム・セジョン
(写真=キム・セジョンInstagram)

そして「牧師の話にしばらく耳を傾けると、天国というところには愛も歓喜もあるという。ところが私にはその愛も歓喜もすべて分からない未知の世界に存在するわた雲のような感情であり、そんな私が『内的世界』すなわち『天国』に通じる『門』があるという話を聞いて漠然と…何かに打たれたようにその門を探さないと!と思った。それって探して入れるものなんだ…どこか分からない遠いところにあるんじゃなく、どこかに存在するものなんだ…いつも人々とのつながりが切れていると感じた私に、初めてつながりそうな漠然とした力を与えた言葉ができたのだ。門!って」と綴り、最後には「最後まで私のテンプルが成長することを願って…よろしくお願いします」と締めくくった。

キム・セジョンは先日、自閉スペクトラム症を乗り越えて動物学者になったテンプル役を演じながら感じた気持ちを込め、自閉症を持つ人とその家族に希望と応援のメッセージを伝えるべく韓国自閉人愛協会に5000万ウォン(約546万円)を寄付した。

◇キム・セジョン プロフィール

1996年8月28日生まれ。全羅北道出身。2016年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン1に出演し、I.O.Iのメンバーとしてデビュー。2017年のI.O.I解散後、ガールズグループgugudanのメンバーとしてデビュー。2020年のgugudan解散後は歌手や女優、タレントとして幅広い活動を見せている。同年放送されたドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』に出演し、一躍話題になった。

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