俳優チュ・ジフンが、約50億ウォン（約5億円）の利益を得る見通しだ。
韓国のコンテンツ制作会社BLITZWAY（ブリッツウェイ）は去る11月22日、チュ・ジフン所属のH&エンターテインメントと吸収合併契約を締結。本日（7日）正式に情報を開示した。
H&エンターテインメントハチュ・ジフンをはじめチョン・リョウォン、コ・ドゥシム、チョン・ウヒ、ソ・イヒョン、チョン・インソンなどが所属する俳優専門の芸能事務所で、チュ・ジフンは同事務所の持分を35％保有している筆頭株主だ。これに特殊関係人の持分まで含めると、38.3％にまで達する。
BLITZWAYは今回、吸収合併を進めるにあたって企業価値を144億ウォン（約14億4000万円）と評価した。合併比率を1対6.4807788と確定し、H&エンターテインメント1株あたりBLITZWAY6.4807788株を新たに発行して配分する形式をとるという。
吸収合併が実現した場合、チュ・ジフンはBLITZWAYの持分5.81％を保有することとなる。これを合併価額として計算した場合、約58億ウォン（約5億8000万円）規模になる見通しだ。
チュ・ジフンは2020年6月にH&エンターテインメントを設立しており、当時の投資額は約4億ウォン（約4000万円）と囁かれている。設立から約3年で自身の資産を58億ウォンにまで引き上げたわけだ。
H&エンターテインメントは今年上半期の売上高59億ウォン（約5億9000万円）、営業損失3億ウォン（約3000万円）を記録した。その後は実績を引き上げ、年末までに売上高152億ウォン（約15億2000万円）、営業利益4億ウォンを記録する見通しだ。2027年には売上高約346億ウォン（約34億6000万円）、営業利益44億ウォン（約4億4000万円）を記録することが予測されている。
BLITZWAYは、今回の吸収合併のための株主総会の株主確定基準日を12日に決定した。合併に反対する株主に関しては、来年1月10日から30日までの期間に株式買収請求権を行使することができる。株式買収予定価格は、2022ウォン（約202円）だ。
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