映画『パラサイト 半地下の家族』などで知られる俳優イ・ソンギュンらが関連した麻薬事件で捜査線上に浮かび上がった女が、ヒロポン投薬容疑で検察に送致された。
12月6日、仁川(インチョン)警察庁・麻薬犯罪捜査係は、麻薬類管理に関する法律違反の容疑などで立件した遊興施設の従業員A氏(26、女性)を検察に送致したと明らかにした。
A氏は、すでに同じ容疑で拘束起訴された遊興施設の室長(29、女性)と一緒にヒロポンを投薬した容疑をかけられている。
仁川警察庁が麻薬投薬容疑で捜査した人物は、イ・ソンギュンや歌手G-DRAGONをはじめ、計10人に上る。
ただイ・ソンギュンとG-DRAGONは、事件が知られてひと月以上が過ぎたが、これといった証拠が出ていない。イ・ソンギュンは尿、毛髪、足や脇の毛を精密検査したが陰性。G-DRAGONも尿、毛髪、手の爪の精密検査で陰性判定を受けた。
警察はG-DRAGONに対する出国禁止の延長を要請しておらず、一部からは彼の不送致が決まったとの見方も出ている。一方でイ・ソンギュンの出国禁止措置は延長されている。
今回、新たにA氏が検察に送致されたなかで、警察がイ・ソンギュンやG-DRAGONに対してどんな決断を下すのか注目だ。
■イ・ソンギュン、検査結果は陰性も麻薬容疑を事実上認める「室長に騙されて」
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