4冠に輝いたNewJeansがK-POP最大級の授賞式「MAMA AWARDS」に参加しなかったことについて、ひとつの疑惑が浮上している。
事実上のボイコットという主張だ。
芸能記者出身のイ・ジンホは11月30日、自身のYouTubeチャンネルを通じてNewJeansが今年のMAMA AWARDSに参加しなかった理由について言及した。
NewJeansは11月28・29日に東京ドームで開催されたMAMA AWARDSで、大賞である「Artsit of the Year(今年の歌手賞)」「Song of the Year(今年の歌賞)」に加え、「Best Female Group(ベスト女性グループ賞)」「Best Dance Performance Female Group(女性グループベストダンスパフォーマンス賞)」の4冠を達成した。
間違いなく今年の主役格のグループだったが、授賞式に参加しなかっただけでなく、受賞の感想を伝えるメッセージも残していない。一部から疑問の声も上がっていた。
イ・ジンホは「NewJeansが今年、MAMA AWARDSに参加しなかったのは、昨年の大阪で行われた同授賞式のせい」と主張。彼は「当時、デビューアルバムで大人気だったNewJeansは、ステージに上がるなどできることはすべてやった。しかし新人賞を受賞できなかった」と振り返った。
続けて「新人賞の主人公はライバルグループのIVEだった。IVEも新人賞を受賞するだけの成績を収めたが、NewJeansは新人賞以外も受賞できなかった。無冠だった」と指摘した。
さらにイ・ジンホは、昨年のMAMA AWARDSで「Breakout Producer」を受賞した所属事務所ADORのミン・ヒジン代表の代理としてNewJeansをステージに立たせたことも、感情的な争いの背景にあると見た。その過程で「MAMAがNewJeansを脇役に仕立てたのではないか」という指摘まで出たと主張した。
そんな葛藤が今年のMAMA AWARDSにNewJeansが参加しなかった背景にあり、つまるところボイコットだったというのだ。
ちなみに偶然か、NewJeansは昨年のMAMA AWARDS以降、主催するMnetの音楽番組『M COUNTDOWN』に出演していない。
真相は定かではないものの、輝かしい成果を収めたNewJeansがK-POP最大級の授賞式に参加できなかった理由に“大人の事情”であったのであれば、残念でならない。
◇NewJeansとは?
2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。
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