かつて世界中で社会現象を巻き起こした韓国ドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』の主演女優ソン・ヘギョが、「韓国広報専門家」を自称する大学教授と再び手を組んで寄贈活動を行った。
ソン・ヘギョと誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は、11月17日の「殉国先烈の日」を迎え、台湾の台北韓国学校にチョ・ミョンハ義士の大型レリーフ作品を寄贈した。
「殉国先烈の日」とは、国権回復のために献身し、犠牲となった殉国烈士に追慕と尊敬を表し、彼らの独立精神と護国精神を称えるために定められた韓国の法定記念日だ。
チョ・ミョンハ義士はかつて1928年、台湾で天皇の義父であり陸軍大将の久邇宮邦彦王を短刀で襲撃。「民族の独立意志を満天下に表した」と韓国で伝えられる独立運動家である。
今回の寄贈を企画したソ・ギョンドク教授は、「大衆にあまり知られていないチョ・ミョンハ義士の義挙を、今回のレリーフ作品の寄贈を通じて広く知られることを望んでいる」と伝えている。
また、「海外に残っている独立運動遺跡地の状況があまり良い方ではない。しかし、このような時こそ、我々がより多くの関心を持って頻繁に訪問しなければならない」と強調した。
◇ソン・ヘギョ プロフィール
1981年11月22日生まれ。1996年にファッションモデルの選抜大会で大賞を受賞後、雑誌やCMモデルとしての活動を経て『初恋』でドラマデビューした。2000年に放送されたドラマ『秋の童話』で演じたウンソ役が大きな反響を呼び、一躍人気女優に。その後も『ホテリアー』(2001年)、『太陽の末裔 Love Under The Sun』(2016年)、『ボーイフレンド』(2018年)といった日本でも人気の高いドラマ作品に出演。2017年には『太陽の末裔』で共演したソン・ジュンギと結婚したが、約1年8月の夫婦生活を経て2019年6月に離婚した。
前へ
次へ