「“麻辣味”は一度経験したことがあるので、牛骨スープでさらに深まった“キムチチゲの味”をお見せします」
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Stray Kidsは11月10日14時に新ミニアルバム『樂-STAR (ROCK-STAR)』をリリースし、約5カ月ぶりにカムバックする。リリースに先駆け、同日正午ごろには記者懇談会が行われた。
この場でバンチャンは「忙しい活動のなかでもSTAY(Stray Kidsファン)のために熱心に準備して帰ってきた」とカムバックの感想を述べた。
新譜の『樂-STAR (ROCK-STAR)』は、“どんな状況でも私たちのロックは続く”というStray Kidsのメッセージと自信を表現した作品だ。今作で最も重点を置いた部分について、バンチャンは「(前作の)『5-STRA』に続き、繋がりのあるアルバムを準備した。『5-STRA』でStray Kidsならではのカラーを印象付けたならば、『樂-STAR (ROCK-STAR)』では自由な姿を新たに見せたかった」と話す。
リード曲の『LALALALA』は、人生では“喜怒哀楽”を感じるが、最後に選択する感情は「楽」であってほしいという意味が込められている。サビのリフレインメロディーとロックテイストが強烈さを与え、同音異義語を活用した歌詞でK-POPファンの興味をそそる。今回も、グループ内のプロデュースチーム3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)が制作に携わっている。
Stray Kidsは2018年のデビュー以降、着実な成長を遂げ、現在のK-POPシーンを代表するボーイズグループに位置づけられている。今年6月にリリースした3rdフルアルバム『5-STAR』は、世界中の先行注文量が歴代K-POPアルバム最多を記録し、最終的には500万枚を売り上げてグループのマスターピースとも言える作品となった。
今年でデビュー5年目に突入したStray Kidsは、原動力にメンバーとファンを挙げた。チャンビンは「一人ではなく、メンバーたちと共に目標に向かって進むことで相乗効果が違うと思う。達成感を一つずつ感じ、原動力を得ている」と答えた。
続いて「Stray Kidsと言えば、常に新しい何かをしなければならないというプレッシャーが大きかった。その期待に応えるために、たくさん悩んでいる。一人だったらすでに限界にぶつかったはずだが、“僕たちは何をうまくできるか”という悩みを分かち合い、それぞれの限界を越えて悩みを解決している」とメンバーへの愛情も表わした。
このような彼らの努力は、しっかりと実を結んでいる。昨年リリースした『ODDINARY』『MAXIDENT』、そして『5-STAR』では、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で3連続トップに。また、10月12日にアメリカで開かれた「MTVビデオ・ミュージック・アワード」では、『5-STAR』のリード曲『S-Class』がベストK-POPを受賞している。
最近では、“K-POP第4世代ボーイズグループ初”となる韓国・高尺(コチョク)スカイドーム公演と、日本5地域10公演の大規模ドームツアー「Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023」が盛況裏に終了。そのうち日本公演だけでも34万人以上を動員し、大盛況となった。
ヒョンジンは「“僕たちが広いドームをいっぱいにする日が来たのか”と感じた。プレッシャーを乗り越えようと努力した」とし、「とても胸がいっぱいで大切な感情が宿った」と振り返る。
そして世界規模での人気の秘訣についてチャンビンは「僕たちが自ら紡いでいく物語と個性あふれる姿を、たくさん気に入って下さっているようだ」と自評し、「これからも頑固で筋が通った音楽を届ける」と誓った。
Stray Kidsは今後、『樂-STAR (ROCK-STAR)』の活動で熱気を再現する。リノは「これまで出してきた3アルバムが1位を取れたのは、全てSTAYのおかげだった」として、「今回のアルバムがどうなるか分からないが、多くの方々に愛してほしい。また良い結果が出るといいな」と期待の言葉を口にした。
続いてスンミンは「Stray Kidsがビルボードチャートに入ったという事実だけでも感謝しているし、まだ信じられない。そのような面でもプレッシャーが多かった」としながらも、“ロックスター”というアルバム名のように、今回のアルバムでは、さらに楽しみたいという願いを明らかにした。
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