元フェンシング韓国代表ナム・ヒョニ(42)の元婚約者チョン・チョンジョ(27)に関する捜査が本格化する。
【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男性だった」
10月31日、韓国メディア『ヘラルド経済』によると、検察は30日にソウル松坡(ソンパ)警察署がチョン・チョンジョに対して申請した逮捕令状と通信内容などの押収捜索令状を請求したという。捜査関係者らは、早ければ今日中には裁判所が判断を下すものと見ている。
チョン・チョンジョは今月23日、韓国女性誌『女性朝鮮』でナム・ヒョニの再婚相手と紹介された人物で、当時の肩書は15歳年下の財閥3世だった。
しかしその後、ネット上ではチョン・チョンジョの正体や過去に関する噂が広まり、財閥3世の男性ではなく、詐欺師の女性だったことが判明。また各種詐欺行為も発覚し、2人はインタビューの公開から3日後に破局することとなった。
チョン・チョンジョに対する告発事件を江西(カンソ)警察署、ソウル警察庁などから移管された松坡警察署は出国禁止措置を取り、現在は併合捜査を行っている。
チョン・チョンジョは詐欺容疑のほか、児童虐待、ストーキングでも捜査を受けている。彼は最近、ナム・ヒョニの母親宅を訪ねて何度もドアを叩き、8月にはナム・ヒョニの中学生の甥をゴルフクラブで数回殴った疑惑を受けている。2つの事件は現在、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)の中原(チュンウォン)警察署が捜査中だ。
それだけでなく、投資金詐欺事件、結婚詐欺事件、デートアプリ詐欺事件、アメリカ投資詐欺事件など、あらゆる疑惑に包まれている。
警察はチョン・チョンジョを重大な危険人物とみなし、今後は疑惑に対して厳正に捜査する予定だ。ユン・ヒグン警察庁長は30日の定例会見で「国家捜査本部レベルで総合的に軽重を判断し、最大限迅速かつ厳正に捜査する」とチョン・チョンジョ事件の捜査方針を明らかにした。
◇ナム・ヒョニ プロフィール
1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。
■「“上下”とも女性」「女と結婚」チョン・チョンジョ、結局性別はどちらなのか
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