BIGBANG・G-DRAGONが麻薬投薬容疑で立件された。
10月25日、仁川(インチョン)警察庁・麻薬捜査係は麻薬類管理に関する法律違反の疑いでG-DRAGONを立件したと明らかにした。
ただ警察は、現在同じ疑惑で大きなイシューとなっている映画『パラサイト 半地下の家族』出演俳優のイ・ソンギュンとは別件と説明した。
G-DRAGONの立件について前所属事務所のYGエンターテインメント側は「現在、当社所属アーティストではないため公式対応は難しい」とだけ立場を伝えた。G-DRAGONは今年6月頃、YGエンターテインメントとの専属契約が終了している。
BIGBANGのリーダーとして人気を博したG-DRAGONは、先立って2011年に大麻吸引の疑いで捜査当局の調査を受け、検察から起訴猶予処分となったことがある。犯罪の事実はあったと判断されるが、再発防止を約束したので裁判にかけられることはなかったということだ。
当時、YGエンターテインメントは「日本ツアーのときに参加したお酒の席で、若い日本人からタバコを勧められ、好意に応える次元で2、3口だけ吸いこんだ」と釈明した。
またG-DRAGON本人も2011年にバラエティ番組に出演し、「知らない人からタバコをもらって吸った。大麻とは知らなくて吸った」と話していた。
いずれにしてもK-POP界を代表する超大物アーティストの麻薬疑惑であるだけに、大きな波紋が広がりそうだ。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に兵役を終えている。2022年4月に『Still Life』を発表し、約4年ぶりにカムバックした。
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