痴話ゲンカで元韓国アイドルの恋人の麻薬投薬を暴露し、自身にもヒロポン投薬の疑いがかけられているタレントのソ・ミンジェが改名した。
ソウル西部地裁・刑事7単独のチョン・チョルミン判事は10月19日、麻薬類管理に関する法律違反容疑を受けているWINNER出身の歌手ナム・テヒョンと、その恋人だったソ・ミンジェに対する初公判期日を進めた。
この日、ソ・ミンジェ側の弁護士は裁判前、ソ・ミンジェが9月に「ソ・ウヌ」に改名したと明らかにし、人的事項の変更を申請した。
ソ・ミンジェは裁判後、「(改名理由に)他の目的があるわけではない」とし、「対外的にソ・ミンジェという名前を使う。個人的に新しく出発したいという気持ちで改名することになった」と説明した。
ソ・ミンジェは2022年8月、ソウル龍山(ヨンサン)にある自分の自宅で、ナム・テヒョンと一緒にヒロポンを投薬した疑いが持たれている。ナム・テヒョンは同時に、昨年12月に海外でヒロポンを一人で投薬した疑いもかけられてる。
きっかけは、ソ・ミンジェが自身のSNSに「ナム・テヒョンがヒロポンをした。私の部屋か会社のキャビネットに、使った注射器がある。そして私を殴った」などと書いたことだ。
後日、ナム・テヒョンは「恋人同士で争いがあったが、うまく仲直りした。私的な問題でこのように多くの方々にご心配をおかけして、心より申し訳ない」などと釈明したが、警察が動いた。
今年5月に2人に対する拘束令状が棄却され、ソウル西部地裁・刑事3部は8月に2人を在宅起訴した。検察は彼らが容疑を認め、ナム・テヒョンは自らリハビリ施設に入所しており、放送に出演して麻薬の危険性を広報した点、ソ・ミンジェが初犯で捜査に協力した点などを在宅起訴の理由として明らかにした。
ソ・ミンジェとナム・テヒョンは同日の初公判で、公訴事実をすべて認めた。
検察側は「被告人らは2022年8月、ヒロポン0.5グラムを買収した。また被告人の住居地でヒロポンを酒に希釈して投薬した」とし、「ナム・テヒョンは2022年12月、ヒロポン0.2グラムを水に希釈して投薬した」と明らかにした。
先立ってソ・ミンジェは、リアリティ番組『ハートシグナル3』(チャンネルA)に出演し話題になった。彼女は仁荷大学校・工学部出身で、美しい容姿から“工学部の女神”というニックネームを得たりもした。
彼女と一緒に麻薬を投薬したナム・テヒョンは、2014年にボーイズグループWINNERとしてデビューしたが、2年で脱退。その後、バンド「South Club」を結成して活動した。
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