【韓流スターあの人は今】日韓合作ドラマ主演の“セクシーな悪い男”キム・ナムギル

2019年12月07日 話題 #あの人はいま

2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きている。

気になるのは、かつて人気だった“あの人”たちのその後だ。

彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。

今回は日韓合作ドラマ『赤と黒』に主演し、今でも日本でファンミーティングを開催している二枚目俳優キム・ナムギルのその後と今を紹介する。

『善徳女王』でブレイク。日韓合作ドラマの主演も

キム・ナムギルの存在が日本でも知られるようになったのは、2009年の韓国時代劇『善徳女王』だろう。

『善徳女王』は日本でもフジテレビ系列などで放映され人気を呼んだが、その『善徳女王』でキム・ナムギルはピダム役を演じてブレイクした。

2010年には日本のNHKと韓国のSBSによる合作ドラマ『赤と黒』に主演。撮影途中に兵役に電撃入隊したため、ドラマは予定していた20話ではなく、17話に短縮されたが、日本の女性たちから絶大な支持を得た。

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兵役復帰後も人気が衰えることはなく、2014年には映画『パイレーツ』が大ヒットしている。その後も『無頼漢』(2015年)、『医心伝心~脈あり!恋あり?』(2017年)、『殺人者の記憶法』など、映画とドラマの両方で活躍した。

今年2019年はドラマ『熱血司祭』に主演。これが大ヒットとして、数々の賞を受賞している。

今月12月5日には2019年クリメ賞授賞式で、最優秀演技者賞を受賞した。

クリメ賞は韓国放送撮影人協会が1993年から制定する賞で、演技者部門は過去1年間の活動で最も優れた演技力と良いイメージを持った俳優を撮影監督たちの投票で選定するだけに、意味があるといえる。

(写真=C-Jesエンターテインメント)キム・ナムギル

キム・ナムギルはドラマ『熱血司祭』を通じてSBS特別賞、第14回ソウルドラマアワード・韓流ドラマ男子演技者賞、韓流ドラマ作品賞最優秀賞、第46回韓国放送大賞・演技者賞、中・短編ドラマ部門作品賞、アジアコンテンツアワーズ・ベストアクター賞、第10回大韓民国大衆文化芸術賞・国務総理賞を受賞した。クリメ賞授賞式・最優秀演技者賞まで含めると、今年だけで7度目の受賞だ。

キム・ナムギルは最優秀演技者賞を受賞直後、「現場で多くのものを成し遂げている撮影監督らがくれる賞で、さらに意味がある。良いメッセージとストーリーを作るために苦労したが、常に最上の成果を収めようと努力されたことに感謝する。すべての熱血司祭スタッフとこの賞の栄光を分かち合いたい」と感想を述べた。

また、「これからも良い作品を作れるよう、現場で多くの方々にも配慮できる良い俳優になれるよう努力したい。撮影監督のみなさん、現場でいつもご苦労様でした」とも語った。

キム・ナムギルは12月8日に慶煕(キョンヒ)大学で公演『宇宙最強ショー』を行った後、映画『クローゼット』の公開を控えている。

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