女優コ・ユンジョン(27)がもう一度「人生キャラクター」を作った。
コ・ユンジョンは9月20日、Disney+オリジナル『ムービング』で父親から再生能力を受け継いだチャン・ヒス役を演じ、存在感を発揮した。
チャン・ヒスは、北朝鮮の指導者たちとの決戦を終えた後に消えてしまったキム・ボンソク(演者イ・ジョンハ)を懐かしみながらも、彼が危険にさらされている人々を救う姿をテレビ越しで見ながら微笑んだ。ヒスは緊張感あふれる展開の中でも、ボンソクとの甘酸っぱい関係で切なさをあたえたりもした。
放送中、チャン・ヒスそのものだったコ・ユンジョンは、『ムービング』ファンから多くの愛を受けた。これに対し、コ・ユンジョンが『ムービング』を通じて見せた魅力を探ってみた。
『ムービング』を通じて、柔軟に多様な顔を見せることができると立証したコ・ユンジョン。高校生役に何の違和感も持たせず、これまで見せてこなかったアクションまで披露し、魅力を発揮した。校内暴力の加害者たちと戦う伝説的な17対1のアクションシーンをはじめ、体育館でイ・ジョンハを救うためにヤン・ドングン(チョン・ジュンファ役)にボールを飛ばす姿は痛快さまで与えた。
そしてコ・ユンジョンの低い声がチャン・ヒスの気さくで明るいエネルギーと出会い、シナジー効果を発揮した。
2019年、ドラマ『彼はサイコメトラー-He is Psychometric-』で女優デビューを果たしたコ・ユンジョンは、『Sweet Home』『還魂:光と影』映画『HUNT』などで着実にフィルモグラフィーを積み役者としての才能と潜在力を立証し、一歩ずつ成長を続けてきた。そして『ムービング』を通じて、もう一度演技力を証明し、「信じて見る俳優」となった。
また、コ・ユンジョンは韓国スーパーヒーロージャンルという馴染みのないジャンルで、序盤のストーリーをしっかり築きあげ、没入度を高めた。特に、再生能力を持つ秘密のキャラクターを、実際に存在するような体育大学を志望する愛らしい10代の少女として完璧に描き出すため、コ・ユンジョンは体育大学の入試塾に通うなど悩み、努力する真っすぐな姿勢でチャン・ヒスというキャラクターを作りあげた。
コ・ユンジョンは『ムービング』を通じて、本格的なグローバル進出に成功し、キャリアハイを達成した。
『ムービング』を通じてKヒーローの力を見せ、話題性部門で2週連続1位となったのはもちろん、9月のブランド評判映画俳優部門1位に名前を上げ、いつにも増して熱い関心を集めている。
このようにコ・ユンジョンはジャンルとキャラクターを選ばない多彩な演技力と魅力でキャラクターの内面を完璧に描き出し、作品ごとに存在感をしっかりと示した。
そんなコ・ユンジョンは、2024年上半期に放送される『賢い医師生活』のスピンオフドラマ『いつかはスリル満点の専攻医生活』(原題)の主演に抜擢された。
◇コ・ユンジョン プロフィール
1996年4月22日生まれ。2019年にドラマ『彼はサイコメトラー-He is Psychometric-』で女優デビュー。以降、『保健教師アン・ウニョン』、Netflix『Sweet Home』を通じてその名を知らせ、ドラマ『還魂:光と影』で初めて主演を務めた。端正な顔立ちと清楚なイメージで、若者世代の憧れの存在とされている。
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