韓国ドラマ『マスクガール』に『ムービング』…2023年に発見された“実力派新人俳優”たち

2023年09月25日 話題

視聴者を虜にした新鋭たちの活躍が期待を集めている。

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Netflixオリジナル『マスクガール』、Disney+『ムービング』、映画『ファラン』(原題)まで、作品に活力を吹き込んだ新鋭たちの姿が注目される。

外見にコンプレックスを持った平凡な会社員キム・モミの波乱万丈な一代記を描いた『マスクガール』で、1000分の1の競争率を勝ち抜き、女優コ・ヒョンジョン、ナナと共にキム・モミ役を演じたイ・ハンビョルは、初めての作品であることが信じ難い繊細な演技力を披露しデビューと同時に熱い関心を集めた。

(写真=Netflix)イ・ハンビョル

インタビューを通じてイ・ハンビョルは、「演技できるということが嬉しかった。私は典型的な俳優ではなく、私が必要なところ、私だけができるところがあると思って耐えてきた。俳優として私に気づいてくれた監督に出会ったのだ。この作品をするとき、ブサイクに映るという心配はなかった。全然考えることができず、そのような考えをする“%”がなかった。ただ撮りながら楽しくやった。作品が公開されてから、そういう話を聞いたら『そんなこともあるのか』と思う程度。本当にこの作品をしながら良い思い出が多く、多くのことを学び、良いスタートが切れたので、今の状況で私にできることをしながら他の姿をお見せできればと思う」と力を込めて話した。

役作りで30kgの増量

超能力を隠したまま現代を生きる子供たちと、辛い過去を隠して生きてきた親たちの話を描いたヒューマンアクションシリーズ『ムービング』でボンソク役を演じたイ・ジョンハは、“2023年の発見”と言っても過言ではない。

イ・ジョンハは劇中、それぞれ異なる人物と多様な関係性を持つボンソク役を愛らしく描きながら、さらに粘り強いケミストリーを盛り込みシナジー効果を発揮した。この作品のために30kgも増量し、初めてのワイヤーアクションにも挑戦するなど、キャラクターに対する愛情で毎瞬間、さらにボンソクになるため努力した。

(写真=Disney+)イ・ジョンハ

太っていく過程を「ますますボンソクになっていくようで嬉しかった」と話していたように、イ・ジョンハが作り出したシンクロ率と人物同士の厚い関係性は視聴者たちに大きな余韻を残した。

また、あるインタビューでは「季節ごとに多彩な感情を伝えながらも、いつも同じ場所に留まる海のような俳優であり人になりたい」という願いを伝えたりも。そして「『ムービング』で初めて挑戦したことが多く、その結果が世の中に出ていると感じるようになったことも多い。自分の限界に向かってカッコよく飛びたい」と抱負を語った。

「期待以上」という反応

今回のカンヌ国際映画祭で先にベールを脱いだ映画『ファラン』には、個性的なビジュアルと果敢な演技で期待を集める俳優ホン・サビン、キム・ヒョンソがいる。

『ファラン』は地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュ(演者ホン・サビン)が、組織の中間ボス、チゴン(演者ソン・ジュンギ)と出会い、危険な世界で共に過ごすことで繰り広げられる話を描いたノワール作品だ。劇中、ヨンギュを演じたホン・サビンと、ヨンギュを守ろうとする妹ハヤン役のキム・ヒョンソが新人らしい新鮮で大胆な挑戦を披露する。

(画像=プラスエムエンターテインメント)

「第17回ミジャンセン短編映画祭」にノミネートされた『休暇』、「第10回忠武路(チュンムロ)短編映画祭」青年、大学生部門大賞を受賞した『猛暑』(ともに原題)を通じて、安定した演技力と新鮮なマスクで注目されたホン・サビンは、頼れるところのない少年ヨンギュの危険に揺れる感情や生き残るための強烈な目つきなど、キャラクターの複雑な内面を繊細に描き出した。

高い競争率のオーディションを勝ち抜いてハヤン役に抜擢されたキム・ヒョンソはカンヌ映画祭公開後、現地で取材陣から「期待以上」という反応を得た。歌手ビビとしての存在を完全に脱ぎ捨て注目を集めている。

このように、2023年も“実力派新人俳優”が世に多く披露された韓国芸能界に期待が高まる。

(記事提供=OSEN)

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