昨年、“全身タトゥー”姿で世間の注目を集めたAFTERSCHOOLのナナだが、わずか1年足らずでタトゥーを消しているというニュースで話題になっている。
8月14日、ウェブバラエティ『チョ・ヒョナの木曜日の夜』(原題)に出演したナナは、自身の全身タトゥーについて言及した。
現在、タトゥーを消しているというナナは「母親が慎重に“清潔な体がまた見たい”と頼んだ。タトゥーを入れる時も、お母さんは快く承諾はしてくれた。それで“何を消せばいいのか、何が難しいのか”と思った」と話した。
ナナは「私は当時、メンタル的に大変だったのでタトゥーを入れた。私だけの感情表現だった。はたから見ると、すごく無知な方法だが、タトゥーというものが私の感情を解消できる唯一の方法だった」とし、「タトゥーを消すことに対する心残りはない。私がタトゥーを入れて穏やかな姿を見せたから、“清潔な体が見たい”とこっそり話を切り出したようだ」と説明している。
続けて「今思えばバカみたい」と率直な思いを伝えた。
そして「初めてタトゥーを公開した時が公式の場だったから話題になった。特にファンたちは、なぜ突然タトゥーを入れて登場したのか気になっていた。いつかはこれについて疑問を解消できる日が来ると思った」とし、タトゥーを入れるようになった理由と、消すことになった理由を明らかにした。
ナナの全身タトゥーが話題になったのは、昨年9月に行われた映画『告白、あるいは完璧な弁護』の制作報告会だった。
当時、ブラックミニドレス姿で登場したナナの体には、肩、腕、太もも、足、足首、足の甲まで、タトゥーがびっしりと刻まれていた。クモやクモの巣、蛇、花、蝶など、さまざまなデザインのタトゥーが注目が集めた。
その後、Netflixオリジナル『グリッチ -青い閃光の記憶-』の制作発表会で、自らタトゥーについて口を開いた。「自分が入れたくて入れたタトゥーだ」とし、「いつか機会があれば、なぜタトゥーを入れたのか話す日が来ると思う。このタトゥーは個人的に入れた」と説明した。
“いつか機会があれば”と言っていたナナ。約1年越しにタトゥーを入れた理由と、消しているという事実まで明らかにした。心的に大変だった当時、表現する方法がタトゥーしかなかったと明らかにしたナナは、心が穏やかになり、再び綺麗で清潔な体に戻っていると伝えた。
全身にタトゥーを入れても、そしてタトゥーを消しても、それはすべて彼女の選択だ。メンタル的に大変だった時期にタトゥーを入れることが自己表現だと明らかにしたナナの選択に、これ以上何も言う人がいないことを願う。
そんなナナは8月18日公開のNetflixオリジナル『マスクガール』に出演する。
本作は、自分の外見にコンプレックスを持つ平凡なOLキム・モミ(演者コ・ヒョンジョン)が、毎晩マスクで顔を隠したままインターネットライバーとして活動しながら、意図しない事件に巻き込まれる話を描いた作品。ナナは劇中、事件によって容姿が変わってしまったあとのキム・モミを演じる。
(記事提供=OSEN)
◇ナナ プロフィール
1991年9月14日生まれ。2009年にAFTERSCHOOLのメンバーとしてデビュー。もともと美貌に定評があったが、2014年の「世界で最も美しい顔100人」で1位になったことをきっかけに韓国を代表する“美女スター”となった。2016年にドラマ『グッドワイフ』の韓国リメイク版で女優としての才能を開花させ、以降は主演級女優として活躍中。
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