本当に消えてしまった韓国の若きスターたち…“悲痛な1年”で終わらせないために

2019年12月05日 話題

それこそ悲痛な思いが続いた1年だった。

今年の最後の月である12月も、韓国芸能界は笑うことができなかった。若い年齢でこの世を去ってしまったスターが、今年だけで3人になった。

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若手俳優のチャ・インハ(本名イ・ジェホ)が12月3日、この世を去った。享年27歳。警察によると同日午後、チャ・インハは自宅で遺体のままマネージャーに発見されたという。

11月に所属事務所の公式SNSを通じて公開されたインタビューで、チャ・インハは2019年を振り返り、「これからチャ・インハをたくさん検索してほしい。関心を持っていただければ、毎回新しい姿をお見せできると思う。多くの関心と愛情をお願いしたい」と、演技に対する情熱を表わしていた。それだけに衝撃は大きかった。

最近では、MBCのドラマ『瑕疵ある人間たち』(原題)に出演して注目を集めたが、残念ながら同作が遺作となってしまった。

左からソルリ、ク・ハラ、チャ・インハ

正確な死因は明らかにされていないが、元f(x)のソルリと元KARAのク・ハラがそうだったように、自宅で死亡したまま発見されたチャ・インハの悲報に、韓国芸能界は衝撃を受けた。ク・ハラ(享年28)は11月24日に亡くなった。その親友ソルリ(享年25)がこの世を去ってから、わずか41日が過ぎたばかりだった。

チャ・インハの死についてさまざまな意見も出ているが、ソルリ、ク・ハラから続いた韓国芸能界の悲報に、憂鬱な心情を訴える人も少なくない。芸能界の一部では、自ら命を絶つ“極端な選択”が報道されることで、自殺が増える“ウェルテル効果”に対する懸念も高まっている。

有名芸能人の死は、身近な人の死に感じる

それについて中央自殺予防センターのシン・ウンジョン副センター長は、次のように話す。

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