「第5世代新人女性ソロ歌手として挨拶します」
KARAのホ・ヨンジが、デビュー9年目にして新人歌手としての第一歩を踏み出した。
9月12日、ソウル麻浦区(マポグ)の新韓カードプレイホールでは、ホ・ヨンジのソロデビューショーケースが開催された。
2010年代前半、日本でも一世を風靡したKARA。当時、ホ・ヨンジはグループに所属していなかったため、知らない人も多いだろう。彼女はDSPメディアの練習生だった2014年、Mnetオーディション番組『KARAプロジェクト』での優勝を経てKARAに加わることとなった。
そして今回、KARA加入から9年目にしてのソロ活動メンバーとして活動したホ・ヨンジは、遅れてのソロデビューについて「2016年にKARAの活動が中断されたあと、ずっと待っていたが、ソロ活動に対する準備ができなかった」と説明。続けて「日本活動をしていたところ、“私はこんなにエネルギーを自慢できるのに、ステージに立たないの?”と思い、代表に“今だと思います!”と叫びながらソロ活動を準備した」と伝えた。
ソロデビューシングル名の『Toi Toi Toi』はドイツ語で「幸運を祈る」という意味で、リード曲を聞いた姉のホ・ソンヨンが名付けたという。ホ・ヨンジは「私だけでなく、皆の人生が幸運でいっぱいになることを願うという意味を込めた」と伝えている。
リード曲の『L.O.V.E』は、K-POP界を代表する作詞家として名高いソ・ジウムが参加。ソ・ジウムはこれまで、CRAVITYの『Break All The Rules』、IVEの『ELEVEN』などを手がけてきた人物だ。
ホ・ヨンジは『L.O.V.E』について「私だけの明るいエネルギーを盛り込んだ曲で、この曲で伝えている愛は単に男女間の愛ではなく、すべての愛を包括しようとした」と紹介した。
『L.O.V.E』のほか『Focus』『Climax』の3曲が収録されている。特に、6月のファンミーティングで先行公開された『Climax』は、2017年にリリースした自身の楽曲『Memory Clock』のアンサーソングとして、自ら作詞に参加している。
K-POP界は現在、第5世代が複数デビューしている状況だ。そんななか、ホ・ヨンジは第2世代歌手としての差別化戦略に「幸せ」を挙げた。「多くの方々が私の活動を見て幸せになったと評価をたくさんしてくださった」とし、「楽曲が再生される3分間、皆さんを幸せで満たしてあげたい」と答えた。
◇ホ・ヨンジ プロフィール
1994年8月30日生まれ。ニコルとジヨンがKARAを脱退後、新メンバーを選ぶ「KARAプロジェクト」が行われ、2014年7月1日に優勝して新メンバーに。同年8月、KARAの6thミニアルバム『DAY & NIGHT』を通じてデビューした。2016年にKARAが活動休止すると、ドラマやバラエティ番組に出演して活動。2022年にはKARA結成15周年記念アルバムに参加した。
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