韓国でZEROBASEONE(ゼロベースワン)に対するトラックデモが実施されている。
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ZEROBASEONEの所属事務所WAKEONEの社屋前では8日現在、ZEROBASEONEのスケジュールに対する不満をあらわにしたファンによるトラックデモが行われている。
デモの内容はいずれも活動内容の改善を要求するもので、「ファン離脱を助長するのではなく、自主制作コンテンツを提供せよ」「個人スケジュールばかりでなく9人全員を見せろ」「インタビューにだらだら投資せず外注で自主制作コンテンツを提供しろ」といった主張がトラックに刻まれている。
ここで言及されている“自主制作コンテンツ”とは、K-POPアイドルのあいだでしばしば見られるグループ独自の映像コンテンツのことだ。リアリティや舞台裏のビハインド映像、独自のバラエティといったさまざまなプログラムを配信・放送することでメンバーたちの人柄やユーモアセンスなどを身近に感じることができるため、ファン必見の人気コンテンツとなっている。
ZEROBASEONEは7月にデビューアルバム『YOUTH IN THE SHADE』をリリースし、タイトル曲『In Bloom』で音楽活動を繰り広げた。現在はカムバックまでの休息期に突入したが、特定のメンバーの個人スケジュールが他メンバーと比較して明らかに多い点、本来休息期に活発になるべき独自コンテンツが不足している点がファンの不満として挙げられている状況だ。
デビューアルバムが予約段階でミリオンを記録し、デビューから約1カ月でK-POPアイドルの“聖地”とも呼ばれる高尺(コチョク)スカイドームで初のファンコンサートが行われるなど、新人らしからぬ華麗な活躍が目立つZEROBASEONE。
早くから厚いファン層を獲得しているだけに、人気アーティストならではのトラブルもつきもののようだ。
◇ZEROBASEONEとは?
Kep1erを生み出したMnet『Girls Planet 999:少女祭典』の男性版オーディション番組『BOYS PLANET』で選ばれた韓国出身6人と中国出身2人、カナダ出身1人で結成された9人組ボーイズグループ。グループ名の「ZB1=ZEROBASEONE」は、0から1へ向かう自由な旅、そして輝く始まりという意味が込められている。活動期間は2年6カ月を予定している。
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