ステージボイコット騒動で注目されている歌手RAINが、新たにコンサートを予告して賛否を呼んでいる。
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RAINは最近、自身のインスタグラム「LA本当にありがとうございます。忘れられない時間でした」と綴り、「近いうちにコンサートをするので楽しみにしていてください」と投稿。去る18日から20日（現地時間）に開催された「KCON LA 2023」の感想を伝えた。
しかし、「KCON LA 2023」のステージでは、RAINのパフォーマンスが始まるやいなやペンライトを消し、黙ってステージを見つめる観客の姿が目立った。
当該ステージの映像は瞬く間にオンライン上で拡散され、「RAINに対する不満を表した沈黙ボイコットだ」と指摘する声が相次いだ。
観客らのこのような姿勢は、RAINのプロデュースしたグループCiipher（サイファー）の活動状況が原因だと推測されている。
Ciipherは、去る9日に所属事務所RAINカンパニーによって7人中4人のメンバーの脱退が知らされた。今後はグループを再編したのちに活動を続けるとされたが、事実上の解散であるだけにファンの衝撃はかなりのものだった。
Ciipher側はメンバーとの決別について「長いあいだ互いに尊重し、十分な議論の末にメンバーの個人的な理由と意見を反映して下した決定」と説明しているが、プロデューサーを務めるRAINに対して不信感を抱く声も少なくなかった。
それだけに、「KCON LA」の騒動はネット上で「RAINは制作者として無責任」「Ciipherは解散したも同然なのに、RAINはコンサートに出ている場合か」といったRAINに対する非難を誘発する結果となった。
しかし、一方で「ボイコットというほどではない」「会場の観客たちはRAINと一緒に歌っていたし、ペンライトもすべて消えていたというには大げさだった」という声も寄せられた。
今回のボイコット騒動がどれほどRAINに影響を与えたのかは計り知れないが、そんな中で知らされた“新たなコンサート”が波紋につながらないことを祈るばかりだ。
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