夫の作った料理を捨てる妻とは一体。
【画像】11歳差、未成年時に性的関係を持って妊娠した韓国夫婦
8月14日夜に韓国で放送されたバラエティ番組『オ・ウニョンレポート-結婚地獄』（原題、MBC）には、優れたビジュアル夫婦が登場。夫婦を初めて見たMCたちは「2人とも面接フリーパスだ」「第一印象が素晴らしい」と絶賛したほど。
だが、そんな幸せそうな夫婦にも悩みがあった。
夫婦はまず「よく争いが起こるが、（何が問題なのか）よく分かりません」とし、番組に助けを求めることになったと伝えた。この発言を受け、メンターのオ・ウニョン博士は「楽しみでわくわくする」と闘志を燃やした。
また、オ・ウニョン博士は夫婦の事情を聞き、「結婚地獄で追求する模範解答になるだろう」と話した。果たして、夫婦はもちろん、制作陣も知らなかった問題とは何だったのだろうか。
続いて夫婦の日常が公開。早朝、息子の泣き声とともに起床した夫婦だが、プロ級の腕前を持つ夫が、育児はもちろん、妻のための家事まで完璧にこなす。妻の朝食まで用意し、「妻が少しでも寝られる時間を用意している」と愛妻家の一面を見せた。
しかし、妻は夫の朝食を食べず、引き続き睡眠。結局、夫は食事を丁寧に包装したあと、出勤することに。この映像を見ていたMCたちは、早くから起きて家事をする夫の姿に「テレビだから普段よりも熱心にしているのではないか」と疑ったほどだ。
一方、ようやく目を覚ました妻は、夫が用意してくれた朝食をしばらく見つめると、流し台に捨ててしまう。この行動には、MCたちはもちろん、制作陣も驚愕。果たして妻の行動には、どんな事情があるだろうか。
そして夫が出勤したあと、家で息子と2人きりになった妻。夫が不在の間、育児は完全に妻の役目だ。そんな妻は、子供のための離乳食作りに6時間を費やした。
果てしない育児に、妻の顔色は徐々に硬化。起床から8時間、空腹状態で育児に励む妻の姿に、MCたちは心から心配する姿を見せた。育児と業務を並行する妻は結局疲れ果て、仕事中の夫にヘルプコールを送ったりもした。
ヘルプを受けた仕事中の夫は、妻の電話に出る度に気の毒な様子を見せながらも「仕事中の人としては不快に聞こえる」と不満を吐露した。
この様子を見ていたオ・ウニョン博士は、「妻の体力的な補充が必要だ」と言及。甲状腺機能に問題がある妻は、一般の人よりも無気力感と疲労を感じやすいため、健康管理が特に重要だということだ。
続いて食事をしない妻に、1日に2食は必ず食べて体力をつけることを強調し、長い時間がかかる離乳食作りも止めることを提案した。料理初心者の妻が離乳食作りに時間を費やすよりも、家事と育児に専念し、適切な体力配分が必要だと助言した。
夫の帰宅後、夫婦間の溝は深まることに。仕事を終わると、すぐさま帰宅した夫だが、家で待っていたのは歓迎するのは家族ではなく、たくさん積もった使用済みの食器だった。
妻は帰宅直後の夫に皿洗いをお願いしただけでなく、子供の面倒も見てほしいと要求。夫は妻の前でこそ不満を言わなかったが、続くインタビューで「大したことは望まない。温かい一言だけかけてほしい」と明らかにし、視聴者に切なさをもたらした。
一方の妻は、育児による疲労で感情調節が難しいと涙を流したりもした。妻の疲れた姿をただ見ていられなかった夫は、代案を用意しようと対話での解決を試みるが、一人だけの時間が必要だった妻は対話を拒否。その後も夫は大変な気持ちを互いに分かち合うことを願いながら、対話を継続的に試みたが、妻は引き続き回避してしまった。
このような夫婦喧嘩を見守ったMCたちは「烈火の如く争うわけではないが、日常の何気ない溝が、むしろより心に響く」として共感した。
そしてオ・ウニョン博士は「このような夫婦は時限爆弾のようだ」として警戒心を呼び起こした。夫と妻が2人の違いをきちんと理解することで、個人の性向を変えるのではなく、調和を成すことが重要だと強調した。
また、コミュニケーションのために“ハーフタイム”を持つことを提案。ホワイトボードに夫婦の問題を書き込み、各自の考えを整理する時間を持ったあと、対話を持つという具合にだ。レポートを聞いた夫は「ハーフタイムは思ったより短い。次の試合を準備できるように1日ぐらいの時間を持とう」と妻に話し、MCたちを感嘆させた。
（記事提供＝OSEN）
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