韓国の国民的女優だった故チェ・ジンシルさんと元読売ジャイアンツ投手の故チョ・ソンミンさんの娘であるチェ・ジュンヒが、祖母を通報していたことがわかった。
7月11日、とある韓国メディアによると、チェ・ジンシルさんの母親がチェ・ジュンヒの通報で警察の調査を受けたという。
報道によれば、祖母は7月9日午前1時に警察に逮捕され、同日午前5時まで住居侵入の容疑で被疑者調査を受けた。
何があったのだろうか。
まずチェ・ジュンヒが祖母を住居侵入で通報したマンションは、チェ・ジンシルさんが生前に購入して家族と一緒に暮らした住居だ。
チェ・ジンシルさんとチョ・ソンミンさんが亡くなった後は、彼らの息子と娘、つまりチェ・ファンヒとチェ・ジュンヒの兄妹の共同名義で相続された。現在は兄のチェ・ファンヒが暮らしているという。
そんななか兄のチェ・ファンヒが3泊4日間、家を空けることになった。彼は猫を見てほしいと祖母に頼み、彼女は7月7日にマンションを訪れた。祖母は7月7日の夜遅くまで部屋を掃除し、翌日も食事の準備や洗濯をして過ごした。
すると7月8日22時頃、孫のチェ・ジュンヒが彼氏と一緒にマンションに入ってきた。彼女は「この家はもう、おばあちゃんと関係のない私の家だから、すぐに出ていってくれ」と話したという。
祖母は兄に頼まれて家を見ていたと伝えたが、「こんな深夜におばあちゃんにどこへ行けというのか」と言い争いになり、住居侵入で通報されることになった。チェ・ジュンヒが共同名義人であるだけに、兄チェ・ファンヒが許可を出しても法的に住居侵入になるとのことだ。
以前から祖母は1週間に1、2度、チェ・ファンヒのためにこのマンションに出入りしており、彼女にとってはその日も特別なことではなかったのだろう。それにもかかわらず孫から通報され、残念な心境を伝えたりした。
なお、兄のチェ・ファンヒは「Z.flat」という活動名でラッパーとして活動している。チェ・ジュンヒは昨年、芸能事務所と契約して女優として活動するとされたが、突然契約解除した。
◇チェ・ジュンヒ プロフィール
2003年3月1日生まれ。母は韓国の国民的女優だったチェ・ジンシルさんで、父は読売ジャイアンツでもプレーしたプロ野球選手チョ・ソンミンさん。両親は2000年に結婚したが、2004年に離婚。その後、母チェ・ジンシルさんは2008年に、父チョ・ソンミンさんは2013年に突然この世を去っている。2022年2月にY-BLOOMエンターテインメントと専属契約を結び、母親と同じく女優として活動するとされたが、同年5月に契約解除となった。
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