“韓国で最も美しい女優”とされるキム・テヒが、新ドラマの撮影裏話や今後の目標について語った。
キム・テヒは最近公開された雑誌『ARENA HOMME+』7月号で、モノクロの撮影とインタビューを行った。
新ドラマ『庭のある家』(原題、GENIE TV)は、キム・テヒにとって初めてのスリラー作品だ。
彼女は新しい作品について、「『庭のある家』と(演じた)“ムン・ジュラン”は完全に見慣れないジャンルとキャラクターだった」とし、「だが“まったく違うキム・テヒを見せなければならない”と研究したり、計算したりはしなかった。ただ“私がジュランだ”という考えだけだった」と話した。
これまでキム・テヒは、『天国の階段』から『ラブストーリー・イン・ハーバード』『IRIS -アイリス-』『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』と数多くのヒット作に出演した。そんな彼女にとって、女優キャリアの分岐点になった作品は何だろうか。
キム・テヒは「『グランプリ』という映画がぴったりだ。『グランプリ』でヤン・ドングン先輩を初めて見たが、“あそこまでキャラクターに没頭できるんだ”、“同じシーンをこう解釈して表現できるんだ”、“シーンを生かすためにはこういうことが必要なんだ”と学んだ。私の演技生活の一番の分岐点になった作品だ」と話した。
20年後にどんな人、どんな女優として記憶されていたいかという質問には、こう答えた。
「次の作品が気になる俳優。20年後も作品ができるのなら、本当に大きな祝福だと思う。今より親近感のある俳優になりたいという欲もある。私をよく知っている方々は、私が本当にみすぼらしくて平凡な人間だということを知っているが、視聴者はよく知らないと思う。演技の内外で、もっと人間味が感じられる人になりたい」
キム・テヒがムン・ジュラン役を熱演中のドラマ『庭のある家』は、毎週月、火の22時にGENIE TVで放送される。
◇キム・テヒ プロフィール
1980年3月29日生まれ。“韓国で最も美しい女優”との異名を持つ。2003年にチェ・ジウと共演したドラマ『天国の階段』に出演したことで日本でもその名が知られる。2006年には飲料水「新・爽健美茶」のCMキャラクターを、2011年にはフジテレビ系ドラマ『僕とスターの99日』で西島秀俊とともにダブル主演を務めた。2017年に歌手RAIN(ピ)と結婚し、同年10月に第一子(女児)を、2019年9月に第二子(女児)を出産している。
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