BTS(防弾少年団)のデビュー10周年記念フェスタ(2023 BTS FESTA)に伴い、「ソウルバンタンツアー」の地図が作られた。
ソウル市とソウル観光財団が制作したソウルバンタンツアーの名所は、BTSメンバーたちが練習生時代によく訪れた場所をはじめ、『Run BTS!』など主要コンテンツ撮影地であるソウルの名所を厳選している。地図は場所と関連性のあるBTSの楽曲を併せて提供し、QRコードを通じたユーチューブへの接続も可能だ。
17日には汝矣島(ヨイド)のイベント現場でソウル広報ブース(Seoul in Purple)も運営し、訪問客にはツアー地図と限定版のソウル名所カードなどがプレゼントされる。このほかにも、スタンプツアーやハッシュタグイベントなど多様な催しが行われる。また、世界中の観光客にソウルを広く知らせるため、BTSに関するソウルの主要観光名所情報を、ビジットソウルを通じて提供する。
12日からソウルの主要ランドマークは紫色に染まっており、世宗(セジョン)文化会館とセビッ島、南山(ナムサン)ソウルタワーにはメディアファサードが演出され、お祭りムードを盛り上げている。
また、龍山(ヨンサン)のHYBE社屋は「BTS PRESENTS EVERYWHERE」という2023 BTS FESTAの公式スローガンで装飾され、ソウル市庁、南山ソウルタワー、東大門デザインプラザ(DDP)、セビッ島、盤浦・楊花・永同・ワールドカップ大橋などで紫色の点灯を鑑賞できる。
海外からの観光客が接する計14カ所のソウル観光情報センターと観光案内所では、観光案内士が直接BTS商品を着用し、2023 BTS FESTAポスターを備えるなど、イベント広報と共に歓待ムードを造成する。
17日は汝矣島の漢江公園一帯で特別プログラムと展示・体験プログラムも運営。特別プログラムとしては、RMがファンとコミュニケーションを取るコーナー『午後5時、キム・ナムジュンです』に直接参加し、20時30分からの30分間はBTSの代表曲で構成される「BTS 10周年記念花火ショー」も予定されている。
展示・体験プログラムとしては、BTSヒストリーウォール、舞台衣装展示、バンタン家族写真展、タトゥーステッカー体験ブース、BTSライブスクリーンなど、誰もが参加できるプログラムで構成されている。
ソウル市は今回のイベントで、HYBE、永登浦区庁、警察、消防など関係機関の有機的協力を通じて、参加する市民および海外観光客の安全確保に万全を尽くす計画だ。
ソウル市観光政策課のチョ・ソンホ課長は「2023 BTS FESTAは、5月初めのソウルフェスタ2023に続く海外観光客のソウル訪問需要を創出する重要なイベント」とし、「BTSファンだけでなく、一般市民も安全に楽しめる行事になるよう最善を尽くす」と話した。
またソウル観光財団グローバル1チームのクォン・ヒョクビンチーム長は「BTSデビュー10周年を迎え、全世界のファンがFESTAを楽しむためにソウルを訪れるものと期待している」とし、「今回の行事を契機に、まさに今でなければ楽しむことができない多彩なソウルの魅力を知らせ、実質的な観光客訪問につながる観光マーケティングを推進する予定」と話す。
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