今年春に歌手で俳優のパク・ユチョンとともに、麻薬投薬の疑いで逮捕された“ミルク姫”ことファン・ハナはその後、どうしているのだろうか。
今年7月に一審で懲役1年、執行猶予2年を宣告されたファン・ハナは控訴審でも執行猶予を言い渡された。
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11月8日、水原(スウォン)地方裁判所の第3刑事部ではファン・ハナの麻薬類管理法違反の二審判決期日を開いた。同日、裁判所は一審を維持し、被告人と検事の控訴をすべて棄却した。
裁判所は「社会的知名度を得ており、行動一つひとつが一般人の関心の対象になるしかない。公訴事実から出た内容のように、ヒロポンを買い、多くの人々とヒロポン投薬行為をした。傍若無人な態度を見せたこともあって、他の麻薬犯罪者より非難が高い」としながらも、「ただ刑事処罰において、他の同様の容疑のある犯罪者との公平性を考慮せざるを得ない。控訴審で量刑を判断する際、一審判決を変更する事情がない限り、一審判決を尊重する原則を持っている。一審の判決を維持する」と棄却の理由を説明した。
そして、ファン・ハナに対してこう付け加えた。
「これから薬物を絶って社会に寄与できることを見つけ、有意義な人生を生きてほしい」
裁判を終えて取材陣の前に立ったファン・ハナは、「社会に物議を呼んで申し訳ない。社会に奉仕しながら生きていきたい」と頭を下げた。
ファン・ハナは2015年5~6月、9月にソウルの自宅などで数回にわたってヒロポンを投薬し、2018年4月には向精神性医薬成分が含まれた薬品2つを不法服用した疑いなどの容疑を受けた。
また、元彼氏のパク・ユチョンを共犯と名指して、今年2~3月、パク・ユチョンと3回にわたってヒロポン1.5gを購入し、ソウル市内のオフィステルで、6回にわたって投薬した容疑も追加摘発された。
これによってファン・ハナは7月1日の一審で懲役1年・執行猶予2年、保護観察および40時間の薬物治療プログラムの受講、220万560ウォン(約22万円)の追徴を言い渡された。
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