数々の問題行動で物議を醸した韓国歌手が、復帰に向けて最後のエンジンをかけようとしている。
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5月30日、歌手ファン・ヨンウン(28)の母親だというA氏が、あるファンサイトに「何度も感謝の挨拶をしたかったが、今になって申し上げる」という文を掲載した。
A氏は「ファンの方々がいらっしゃるので、ヨンウンも心を引き締めてファンの方々に良い姿をお見せしようと努力すると思う」とし、「いつになるか分からないが、良い日、良い場所で笑いながら会えることを期待する」と綴っている。
ファン・ヨンウンは、韓国のオーディション番組『燃えるトロットマン』(原題、MBN)の優勝候補だったが、過去のいじめ、交際女性への暴力、傷害罪などが明るみになると、番組から降板することとなった。
以降、調査番組『実話探査隊』(原題、MBC)で、学生時代にファン・ヨンウンがカツアゲをしたり、体の不自由な友人に性的な発言をさせるなどの悪行があったことが知らされた。
『燃えるトロットマン』から降板したファン・ヨンウンは当時、「幼い頃のことなので弁解しない。過去を振り返りながら反省する」と述べるにとどまっていた。
しかし、ファンサイトに掲載した手紙で「事実関係を離れ、私の姿を見るだけでも苦しんでしまう友人たちに、私が辛い記憶になったということが謝る理由」と述べるなど、自身の過ちを縮小し、物議を醸した。
A氏の手紙全文は以下の通り。
◇
ヨンウンを応援してくださるファンの皆さん、こんにちは。
ヨンウンの母です。
ファンカフェができてから5カ月目にして初めてご挨拶いたします。私は何度も感謝の挨拶をしたかったんですが、今になって、こうやって挨拶することになりました。
ヨンウンのためにファンカフェにいらっしゃる多くの方々を応援するため、ファンカフェに加入してくださる方々、条件上ファンカフェに加入はできませんが、後ろで心を尽くして応援してくださる方々…。日増しに増えているファンの方々を見ながら、言葉で表現できないほど感謝する気持ちだけです。
各地域、ファンの集まりを見ながら、その場に一緒にいられなくて申し訳なかったし、ヨンウンに向けた多くの方々の関心と愛に胸がいっぱいになったり、一方では痛かったりもしました…。
そのため、こんな形でも挨拶しなければならないという勇気を出しました。応援してくださる多くの方々がいらっしゃることを知っているので、ヨンウンももう一度心を引き締めて初心に戻り、ファンの方々に良い姿をお見せするために努力すると思います。
いつになるかは分かりませんが、良い日、良い場所で笑いながらお会いできることを期待してみます。
ヨンウンを愛してくださるすべての方々、いつも元気で幸せに過ごしてください。
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