BLACKPINK・ジェニーの演技初挑戦となったドラマ『The Idol』に対して、酷評が続いている。
米HBOのドラマ『The Idol』は、人気ポップスターが所属する芸能界と彼らの愛と情熱に関する話を描く。ジェニーをはじめ、リリー=ローズ・デップ、ザ・ウィークエンド、スザンナ・ソンなどが出演し、全6部作で編成された。6月4日に北米公開を控えている。
現在開催中の第76回カンヌ国際映画祭では、アウト・オブ・コンペティション部門でエピソード2編ほどが映画のように編集されて公開された。
しかしカンヌで公開された直後から、『The Idol』に対する期待は失望へと変わった。海外メディアでは評論家たちの酷評が続いているのだ。
アメリカの音楽雑誌『ローリング・ストーンズ』の評論家は、作品について「恐ろしい話」とし、「退屈で残忍で予想したよりはるかに最悪だ。悲惨さを奥深さと勘違いし、風刺は鋭くなく粗雑だ」と酷評した。
大衆文化メディア『バラエティ』の記者も「セクシュアリティに対する描写は、汚い男性ファンタジーのように感じられる」と批判。キャラクターに対する説明なども説得力が落ちると指摘した。
イギリスの『ザ・テレグラフ』でも「今年1年間に聞ける最悪のセリフがあるドラマで、音楽まで悲惨だ」とし、「風刺はどこにも見当たらず、登場人物たちの行動には眉をひそめる。作品はすでに失敗の匂いが漂っている」との評価がつけられた。
豪華な出演陣で話題を集めたが、作品としての評価は悪いスタートとなった。とはいえ、ドラマの全貌が明らかになったわけではないだけに、冷静に全編の公開を待つべきだろう。
ジェニーの演技初挑戦作品だけに、どんな評価であっても韓国で注目されることは間違いないが…。
なおジェニーは最近、BTS・Vとのパリでのデート動画や目撃談で熱愛説が再浮上し、大きな話題を集めている。
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億回を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
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