喧嘩中の恋人に麻薬投薬を暴露された元K-POPアイドルに対して、警察が逮捕状（拘束令状）を請求した。
5月17日、ソウル龍山（ヨンサン）警察署はWINNER出身の歌手ナム・テヒョン（28）と、その恋人であるソ・ミンジェ（29）に対する逮捕状を請求した。
裁判所は明日（5月18日）10時30分に、ナム・テヒョンとソ・ミンジェに対する拘束前の被疑者尋問を行う。
先立って昨年8月、恋愛バラエティ番組『ハートシグナル3』（チャンネルA）出演者のソ・ミンジェが自身の個人チャンネルに「ナム・テヒョンはヒロポンをした。そして私の部屋か会社のキャビネットに使った注射器がある。そして私を殴る」「ナム・テヒョンと私はポンジェンイ（ヒロポン投薬者）」という文章を掲載して波紋が広がった。
問題が大きくなると、ソ・ミンジェは「昨日、恋人とお互いの過ちにより争いがあった。ストレスで精神薬を適正量より多く飲み、現在も正確に覚えていないほど理性を失った状態だった。それで事実と関係のない掲示物を投稿したり、ミスによって私が怪我をしたりして現在は病院に入院している」とし、「お互いに和解した」と釈明。
ナム・テヒョンも「恋人の間に争いがあった。うまく和解した」などと伝えた。
しかしソウル龍山警察署は、ナム・テヒョンとソ・ミンジェを麻薬投薬の容疑で立件したと発表した。
警察はナム・テヒョンとソ・ミンジェを召喚して毛髪などを採取し、国立科学捜査研究院に鑑定を依頼。警察は2人が証拠隠滅する可能性があると判断し、逮捕状を請求した。
まさに“自爆”としかいいようがないナム・テヒョンとソ・ミンジェの麻薬疑惑が、新たな展開を迎えようとしている。
なお、1994年5月10日生まれのナム・テヒョンは、2014年にYGエンターテインメントに所属するグループWINNERでデビュー。2年後にグループを脱退しており、以降はバンド「South Club」を率いて活動している。
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