YGエンターテインメントの元代表であるヤン・ヒョンソクと、元BIGBANGのV.Iの身柄が検察へ渡される。
ソウル地方警察庁の知能犯罪捜査隊は10月31日、「ヤン・ヒョンソクとV.Iを常習賭博容疑の起訴意見、外国為替取引法違反容疑の不起訴意見で検察へ送致する方針だ」と明らかにした。
2人は海外での遠征賭博および為替の違法取引で賭博資金を用意したとの疑いを持たれているが、警察の捜査結果、数億ウォンに及ぶ資金を賭博につぎ込んだことが明らかになった。
警察は、公訴時効時限である2014年から2人の足取りを調査した結果、ラスベガスで毎年1~2回ほど賭博をした事実を確認したという。
ヤン・ヒョンソクが使った金額は数億ウォン。V.Iは約10億ウォン(約1億円)規模で、一部収益を上げたと言われている。
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ただ、警察の説明によると、V.Iはラスベガス所在の一カ所のホテルでのみ賭博をし、ヤン・ヒョンソクはホテルを転々としたため、2人が一緒に賭博をしたことはないという。2人が警察の捜査過程で、直接遠征賭博の事実を告白したとのことだ。
警察は、捜査の序盤には彼らを外国為替取引法違反容疑で立件したが、捜査の結果その容疑に関しては立証できなかったと明かした。
警察関係者は「公訴時効5年以内の金融口座と為替内訳、アメリカ法人の会計資料、アメリカ財務部から送られた関連資料などを分析したが、外国為替取引法違反の内容は発見されなかった」と述べている。
ヤン・ヒョンソクの場合、持って行った外貨や、同行した知人らを通じて賭博資金を用意し、V.Iはカジノやホテル側からお金を借りる「クレジット」を通じて資金を用意したとのことだ。
また、YGエンターテインメントの財産を横領した疑惑についても、警察は「YG側の会計金融資料と会計担当者を調査し、国税庁から協力を得て確認したが、横領の容疑は見つからなかった」と説明した。
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