グループ脱退を宣言した元韓国アイドルのバラエティ出演回が観られなく…番組側が「損切り」開始

2023年04月16日 話題

韓国の人気バラエティ番組『1泊2日』が、兵役不正の問題で裁判にかけられたVIXX出身のRAVI(本名キム・ウォンシク、30)の痕跡を消し始めた。

【写真】RAVI、失神まで演じた驚きの“兵役逃れ”​​​​​​手口

4月14日、KBS2『1泊2日』側は、公式ホームページやOTT(動画配信サービス)プラットフォームで確認できたRAVIの出演するシーズン4の再視聴サービスを大挙中断した。

一部のOTTプラットフォームでは、まだRAVIが出演した回を確認できる状態だ。しかし社会的物議をかもした芸能人に対して放送出演停止措置を取っているKBSであるだけに、追加措置が下される可能性が高いと予想される。

“損切り”を開始か

(画像=KBS)RAVI

RAVIは2019年12月、『1泊2日』シーズン4に出演した。それから昨年5月に兵役を理由に『1泊2日』から降板した。降板する前、最後の『1泊2日』の撮影で、出演メンバーたちとファンに涙の手紙を残した彼だったが、そこから8カ月余りで、兵役不正疑惑で議論の的になった。

これまでMCモン(兵役不正)、チョン・ジュニョン(不法撮影および集団性暴行)、キム・ソンホ(私生活スキャンダル)など、出演者たちの議論で何度も危機を迎えた『1泊2日』は、再び苦い傷を刻むことになった。

これと関連して『1泊2日』側は、特別な立場はないと伝えた。

(写真提供=KBS)『1泊2日』メンバー

なおRAVIは、兵役ブローカーのク氏と共謀して“てんかん”患者のように振る舞い、兵役義務を回避しようとした疑いで在宅起訴された。

4月11日には、ソウル南部地裁・刑事7単独(キム・ジョンギ判事)で兵役法違反などの疑いが持たれているRAVIら9人に対して1次公判が開かれた。検察はRAVIに懲役2年を求刑した。

その後、RAVIは自身のSNSを通じて「今回のことでいただく批判は、すべて私が耐えなければならない役割だと思います。たくさん叱っていただければ、もっと深く反省して学ぶ」と謝罪し、ボーイズグループVIXXからの脱退を宣言した。

(記事提供=OSEN)

◇RAVI プロフィール

1993年2月15日生まれ。本名キム・ウォンシク。2012年にボーイズグループVIXXのメンバーとしてデビュー。メインラッパーを務め、『Chained Up』『ON AND ON』『Shangri-La』などのヒット曲を発表して人気を集めた。2019年にレーベルGROOVL1Nを設立し、代表として活動している。バラエティ番組などにも多数出演。2022年10月に兵役についた。

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