全員日本人メンバーで構成されたガールズグループXG(エックスジー)と総括プロデューサーのJAKOPSがドキュメンタリーを通じて、「グローバルアーティスト」という目標と誓いを公開した。
XGは4月11日18時、公式YouTubeチャンネルを通じて自主制作ドキュメンタリー「XTRA XTRA」を公開し、グローバルアーティストになるための道のりをはじめ、総括プロデューサーJAKOPSの真正性あふれるインタビューを公開して注目を集めた。
ドキュメンタリー「XTRA XTRA」には、XGメンバーが数年間にわたる過酷なトレーニングを経て、ガールズグループとしてデビューする瞬間までのストーリーが盛り込まれた。
「誰よりも素敵なアーティストになり、誇らしいチームになる」と誓い、数多くの汗と涙を流したXGメンバーたちが互いに励まし合い、支えになる過程からは、グローバルアーティストに生まれ変わるためのメンバーたちの情熱と努力を垣間見ることができる。
また、XGの総括プロデューサーであるJAKOPSは、今回の「XTRA XTRA」第0話を通じてXG、そしてK-POPに対する考えを率直に明らかにした。
彼は「XGALX」をグローバルガールズグループアーティスト養成のために5~6年かけて構築した新しいレーベルと紹介し、XGの発掘と育成、そして企画、マネジメント、制作まで独自に進めていると説明した。
特に「常に制作と放送活動において韓国でやりたいという意志が強かった」とし、「韓国のアイドル文化産業は世界最高のシステムだ。多くの方々が激しく努力したおかげで作られたひとつの文化だと思う」と尊重を表わした。
続けて、「私もまたK-POPに10年以上かかわった自負心がある。そんなフィールドでアーティストグループとして成長しながら、良いコンテンツ、音楽、パフォーマンス、そしてメンバーの人格、魅力で認められたかった」と、韓国でデビューすることになった理由も明らかにした。
また、「全員日本人のグループであり、制作と活動は韓国でするが、音楽に対するメッセージは英語で表現し、多様な国籍のチーム員とガールズグループアーティストとして新しい方向性を提示しようというビジョンが、“私たちの音楽を必ずひとつのカテゴリーに定義することが正しいのか”という悩みにもなった」とし、「私たちの挑戦が多くの人々に不慣れに感じられるしかないという覚悟はしてきたが、真正性のある姿と良い音楽、パフォーマンスで多くの方々に新しい楽しさをお見せできれば通じると思った」と、ジャンルに対する苦悩と決定を知らせた。
それと共に「いろいろな視線があるということを知っている」と率直に打ち明け、「K-POPという文化が今後、“K-POPだ”、“違う”と定義されるよりは、私たちのような様相を包容して楽しめるようにすることが自分たちのすべきことと考え、K-POPシーンのネクストステップだと思う」とし、「アイドル文化産業がさらに大きく発展するうえで一助になる会社になりたい」と総括プロデューサーとしてのビジョンを明らかにした。
最後にJAKOPSは「韓日混血で両国で育ち、文化をよく理解しているため、宿命のようだったし、全員が日本人のグループとして韓国とK-POPファンに認められる前例のないアーティストグループを見せたかった」とし、「“XTRA XTRA”は制作背景から成長過程が飾らず盛り込まれているので、私たちを理解するのに良さそうだ。“あなたたちが話すXPOPとは何?”という質問の良い返事になる活動を継続する」とメッセージを伝えた。
なお2022年3月にデビューしたXGは、日本の大手芸能事務所エイベックスに所属するレーベルXGALXの7人組ガールズグループだ。チーム名は「Xtraordinary Girls」の略で、“非凡で特別な女の子たち”という意味を含んでいる。
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