故ソルリの急逝から2週間。「ソルリ法の発議」「コメント欄閉鎖」など、新たな動き

2019年10月28日 話題
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故ソルリの急逝をきっかけに、韓国では悪質なコメントに対する批判の声が高まっている。

うつ病を発症したと知られる故ソルリは、悪質コメントに悩まされたスターのひとりだった。生前に出演していたJTBCのバラエティ番組『悪質レスの夜』(原題)でも、その悩みを吐露したことがある。

故ソルリが亡くなってから2週間が経ったいま、悪質コメントを撲滅するための動きが見られている。

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最初に動き出したのは世間の目線だ。市民たちは、ネット上に蔓延する悪質コメントに対して尖った声を出している。ソルリを死に追い込んだ悪質コメントの作成者らを厳しく処罰すべきだという国民請願も寄せられた。

韓国国会では、いわゆる「ソルリ法」の発議が相次いでいる。

故ソルリ

自由韓国党のパク・デチュル議員は先日、ネットの準実名制を導入する内容の「情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律」の改正案を発議。正しい未来党のパク・ソンスク議員も、悪質コメント関連の改正法を発議した。

これ以上、特定の人を対象にした嫌悪や差別コメントによる弊害を防ごうとする改正法に対し、ポジティブな意見が寄せられている中、ポータルサイトも変化の動きを見せている。

先頭に立ったのは、「Daum」だ。10月25日、Daumの運営会社「kakao」のヨ・ミンス、チョ・スヨン共同CEOは記者会見を開き、ニュースおよび検索サービス改編計画を発表した。10月中に芸能ニュースのコメント欄を閉鎖し、今年末まで人物検索の関連ワードサービスも廃止するとの法案である。

「NAVER」はコメント欄の特定ワードを隠し、政治など敏感な案件の場合はコメント欄を新規ウインドウで表示させるなどの方法を実施している。ただ、競争相手の「Daum」が本格的な悪質コメント対策法を発表しただけに、「NAVER」も少なからず影響を受ける見込みだ。

過去に女優チェ・ジンシルが死亡した以降、スターたちも法的対応を行うなどして悪質コメントの撲滅のため積極的に取り組んできた。しかし、悲劇は再び起こり、改めて警鐘を鳴らしている。

何よりも大きな課題は、コメントを残すネットユーザーたちの意識改善だ。とある業界関係者は言う。

「コミュニケーションが話題だが、その中で起こる副作用も少なくない。悪質コメントは一部スターだけでなく、みんなに影響を及ぼすだけに、変化への声は意味がある。単発的ではなく、持続的な変化で意味のある改善が行われておしい」

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