麻薬投薬の容疑をかけられている俳優ユ・アイン(本名オム・ホンシク)側が警察出席の日程を延期してほしいと要請した。
3月23日、ユ・アインの法律代理人「インフィニティ」側は公式立場文を通じて、3月24日に予定されていた警察召喚の日程の調整を要請したと知らせた。
ユ・アインの弁護団側は「マスコミでオム・ホンシク(ユ・アイン)氏が金曜日に出席するという事実が記事になった。そのためオム・ホンシク氏の出席は事実上の公開召喚となり、これは関連法規定(警察捜査事件などの公報に関する規則)に反することが明白だ」とし、「やむを得ず警察に出席日の調整を要請した」と説明した。
先立ってユ・アインは、プロポフォール常習投薬の状況と大麻、ケタミン、コカインまでの4種類の麻薬投薬疑惑で、3月24日午前、ソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊に出席して召喚調査を受ける予定だった。
しかし弁護団の延期要請によって、ユ・アインの警察出席は先送りされ、非公開で行われるものとみられる。ユ・アインの弁護団は、韓国最大の法律事務所キム&チャン出身の弁護士を揃えるなど、“超豪華弁護団”とされる。
ユ・アインの弁護団は、「出席日の調整要請は出席をわざと遅らせようとする意図はまったくない」とし、「警察と出席日が合意され次第、早い時間内に出席し、事実通り誠実に調査を受けて捜査に協力するつもり」と付け加えた。
一方でソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊は、ユ・アインの実際の居住地であるソウル漢南洞(ハンナムドン)の自宅と、住民登録上の住所地である梨泰院(イテウォン)の自宅に家宅捜索を行った。
また、ユ・アインの所属事務所UAAの職員1人と、アメリカ旅行に同行した知人1人を参考人として調査した。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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