韓国で放送中のオーディション番組『PEAK TIME』(JTBC)の出演者に、校内暴力疑惑が提起された。
3月7日、暴露を受けた番組側は「事実関係を確認中」と慎重な立場を伝えた。
先立って3月6日、とあるオンラインコミュニティには『PEAK TIME』出演者の一人が校内暴力の加害者だったと主張する文章が掲載された。
加害者と小学校、中学校の同窓生だという作成者A氏は「遅ればせながら公論化する」とし、「今はすでに成人になって久しいが、依然として頭の中をさまようように、いじめられた記憶があまりにも多い」と告白した。
A氏は「中学校1年生から3年生までだけでも、私は自ら人生を終えることを数え切れないほど考えた。極端な考えもするようになった」と打ち明けた。
続けて「私の家はあまり良い状態ではなかった。水はほとんど冷水しか出ず、中2の後半頃になって、ようやくちゃんとお湯が出たりした。そのため1週間に1日、長ければ2日ほど洗えなかった日があったことは認める。それでも清潔を維持しようと努力した」とし、「この話をする理由は、最も主な冷やかしが、まさに“お前、臭う”、“汚い”だったからだ」と説明した。
A氏は「暇さえあれば、ただ登校しただけでも、“ああ、○○○が来たから臭い”と話をしながら一日が始まった」とし、「あるときはいたずらをすると言って、自分を捕まえてみろと言い始めた。そうするうちに加害者が捕まえられないようにドアを強く閉め、私の指が挟まって爪がその場で膨らみ、血が流れてガタガタするところまで行った」と明らかにした。
それと共に「数年間、ガスライティング(心理的虐待)を受けて、陰気な性格もあるだろうが、何度も自ら人生を終えることを悩んだ」とし、「最後にもう一度だけ機会を与えてみたかったが、グループとしての活動が少なくなった後、再び姿を現す現在の状況に嘔吐感さえ感じ、怖くなり始めた」と書き残した。
なお2月から放送中の放映中の『PEAK TIME』は、ボーイズグループを発掘するオーディション番組で、優勝チームにはグローバルショーケース、アルバム発売、優勝賞金3億ウォン(約3000万円)が付与される。
少女時代のティファニー、SUPER JUNIORのギュヒョン、2PMのパク・ジェボムら豪華すぎる出演陣で注目を集めている。
■“日本人参加者”が超スピードで韓国オーディション番組から切り捨てられたワケ
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