『KCON』は、K-POPショーで韓国型ライフスタイルを直接体験できるコンベンションを融合したフェスティバル。2012年にアメリカのカリフォルニアで始まり、北米、中東、ヨーロッパなど世界9都市で110万人以上の観客を集め、Kカルチャーのデジタル化を牽引する役割を果たしてきた。
初年度に1万人からスタートし、直近で最後の対面公演だった2019年には29万1000人余りの観客を記録するなど、実に29倍の成長を記録したことで、名実共にグローバルKカルチャーフェスティバルとなった。
パンデミックにより対面公演が容易でなかった2020年からは「KCON:TACT」を通じて、デジタルプラットフォームで世界中のKカルチャーファンに会い、時間と場所に関わらず、Kカルチャーを楽しめるようにし、ユーザーに新しい経験を提供するとともに非接触型フェスティバルへとさらに進化を遂げたという評価を受けた。特に、各国のZ世代の特性に合わせた新しい経験を提供し、グローバルKカルチャーファンの心を捉えてきた。
昨年開催された『KCON 2022 LA』では、K-POPを積極的に楽しむ北米地域のZ世代の好みを反映した体験型コンベンションやワークショップなどのコンテンツで楽しさを演出し、『KCON 2022 JAPAN』では野外コンベンションとポップアップストアを披露して脚光を浴びた。
今年は『KCON 2023 THAILAND』を皮切りに華麗な幕を上げる。
タイは『KCON』初となる東南アジア進出地であり、東南アジアの中でもKカルチャーが盛んな場所として注目されてきた。
『KCON 2023 THAILAND』では、グローバルなZ世代とタイの地域性に合うさまざまなプログラムを数多く用意する予定だ。
そして、ATEEZ、BamBam、(G)I-DLE、iKON、INI、ITZY、JO1、Kep1er、KQ Fellaz2、Mbitious、P1Harmony、TEMPEST、TNX、TO1、Youngjae(GOT7)、8TURNなど、K-POPを代表するグローバルアーティストで構成されたラインナップが公開され、ファンの期待が高まっている。(※アーティスト名はアルファベット順→数字順)
5月には日本の幕張メッセ、8月にはLAでも。『KCON』ならではのショーはもちろん、各地域の特色に合わせたコンテンツを披露する見通しだ。