また「(HYBEは)どのように会社および株主価値を向上させるのか具体的な計画を提示できずにおり、むしろ筆頭株主と連帯して経営権紛争という外観を創出しながら、当社(SM)とカカオの事業的協力関係構築を失敗させるための試みをしている」と伝えている。
それとともに「(HYBEはSMの)新たなビジョンと未来核心戦略をともに実現していくパートナーとして、今回の公開買収を推進するわけではないという評価をせざるを得ない」とし、「(HYBEが)公開買収を通じて経営権を確保するならば、SMが実現しようとした支配構造改善および企業価値向上目的の色々な事業計画を推進するのに支障が生じることは、あまりにも明らかなこと」と憂慮を表わしている。
SMは、HYBEが経営権を確保した場合、SMの業務ノウハウや主要人材などがHYBEもしくはHYBEの系列会社に移転される可能性があると指摘。「音源およびコンテンツ製作などにおいても、SMのアーティストは後回しにされることになるなど、当社の立ち位置が弱まる可能性が非常に高い」とし、「SMは、公開買収者が当社持分の100%買収を予定しているのではなく、39.8%(筆頭株主持分を除く場合、25%)だけを買収する計画を持っているという点を照らして、それによる損害は完全に当社の株主および利害関係者の方々に帰属することになるだろう」と強調した。
先立ってSMは、イ・ソンス現共同代表がYouTubeチャンネルなどに掲載した映像などを通じて、HYBEのSM持分買収を「敵対的M&A」と鋭く批判していた。
なおSMは本日午後、企業説明会を開き、昨年第4四半期の業績発表とともに「SM3.0」に対する名分と必要性、そしてHYBEとの経営権争いに対する立場を明らかにする予定だ。
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