去る2月8日午後、ユ・アインがプロポフォール常習投薬疑惑で警察の調査を受けたというニュースが報じられた。以後、5日にアメリカ・ロサンゼルスから韓国へと戻る際、仁川（インチョン）国際空港で身体検査を受けたユ・アインは、麻薬類精密鑑定の結果、大麻の陽性反応もあったということで、より衝撃が大きかった。
10日、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は国立科学捜査研究院から、ユ・アインの尿から大麻の陽性反応が出たという鑑定結果を発表。彼は複数の病院に通い、プロポフォールを常習的に投薬してきた情況が捉えられ、捜査を受けている。ほかにも警察は大麻吸入とは別に、プロポフォール常習投薬容疑に対する捜査も続ける方針だ。
ユ・アインの体内から大麻の成分まで検出された以上、今年公開予定だった彼の出演作をはじめ、彼が広告に参加したブランドにも影響を及ぼすものと見られる。
ユ・アインは現在、Netflix映画『勝負』、Netflixオリジナルシリーズ『終末のフール』、映画『ハイタッチ』（いずれも原題）など多数の作品に主演として参加し、今年上半期から徐々に公開されるはずだった。ほかにもシーズン1が好評だったNetflixシリーズ『地獄が呼んでいる』の続編も6月に撮影が行われる予定だったが、こちらも暗礁に乗り上げそうだ。
しかし、麻薬容疑が浮上したことで、上記作品をはじめ、次期作まで製作および公開可否が不透明になっている状況だ。
それだけでなく、広告界も早期に対応している。2020年からユ・アインを広告モデルに起用してきたファッションストアをはじめ、製薬会社、アウトドアブランドなど、彼に関する掲示物が続々と消えていっている状況だ。
