韓国芸能界には“そっくり”なスター同士がいる。
家族と聞いても信じてしまうほど酷似した外見を持つ人から、妙に似た雰囲気を利用して露骨にパロディして笑いに昇華させるケースもしばしば見かける。
顔や雰囲気が似ている芸能人のペアには誰がいるだろうか。
Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー～輝かしき復讐』などで知られる俳優チョン・ソンイルが最近、意外な話題を集めた。他でもなく、韓国の“国民的MC”とされるユ・ジェソクと似ているとされ、2人比較写真がオンラインコミュニティなどで拡散されたのだ。
実際に眼鏡を外したまま真剣な表情をするユ・ジェソクの姿が、チョン・ソンイルと似ているような似ていないような、妙なシンクロ率を誇って笑いを抱かせた。
ユ・ジェソクとチョン・ソンイルが意外な話題を集めると、2月1日に放送されたバラエティ番組『You Quiz on the Block』（ユ・ジェソクがMC）には、チョン・ソンイルがゲストとして出演したりした。
番組でユ・ジェソクは「チョン・ソンイルに似ている」という修飾語について言及して自慢した。特にユ・ジェソクは『ザ・グローリー』でチョン・ソンイルが演じたハ・ドヨン役をパロディしたかと思えば、また別のバラエティ番組『遊ぶならどうする？』でも突然、眼鏡を外して“俳優に似ている”自負心を表わして愉快さを醸し出した。
ものまねギャグであれば、女性コメディアンのイ・スジが欠かせないだろう。様々なコスプレで“千の顔を持つ”と評される彼女だが、最も代表的なのは女優キム・ゴウンと『江南スタイル』の歌手PSYのものまねだ。
ドラマ『トッケビ』放送当時、ダイエットでさらに「キム・ゴウンに似た見た目」に近づいたイ・スジは、バラエティ番組『ギャグコンサート』のコーナーで、『トッケビ』のチ・ウンタク役を真似て衝撃的なシンクロ率を誇った。ここに特徴をよくつかむイ・スジのものまねの技術まで加わって、笑いを誘った。
一方で昨年、実の兄妹のように似ているPSYと会って一緒に撮ったツーショットをアップして話題を集めたりもした。その後、去る2月1日に放送された『ラジオスター』では、「この前、10年ぶりにPSYさんに会った。PSYさんが私を見て、お会いしたかったとおっしゃってくれた」とビハインドストーリーを公開した。
俳優同士でも密かに似ていると大衆に認められた人たちがいる。ヨ・ジングとキム・ミンジェだ。2人は双子のような外見で誤解を受けたりもした。そもそも2015年にデビューしたキム・ミンジェは「ヨ・ジングに似ている」として注目を集めた。
ただ外見が似ているため、笑えないハプニングが起きたりもした。デビュー当時、キム・ミンジェはバラエティ番組『ラジオスター』に出演し、カン・ホドンが自身をヨ・ジングと勘違いして「ジング、映画を楽しく見た」と声をかけてきたというエピソードを公開した。
続けて「ヨ・ジングと見た目から中低音の低い声まで似ていて、しばしば誤解を招くこともある」と述べ、ドラマ『太陽を抱く月』の劇中のヨ・ジングの名台詞を真似て、似ていることを証明した。
姉妹のように似た者同士といえば、女優ソ・ジヘとRed Velvetのアイリーンも欠かせない。2人とも誰もが認めるほどずば抜けた美貌を持っているだけに、ファンの間でも認められる“そっくりさん”だ。
ソ・ジヘとアイリーンもやはり『ラジオスター』に一緒に出演したりした。当時の出演陣は、いずれもソ・ジヘとアイリーンの美貌に驚き、2人はお互いに「あなたのほうが綺麗だ」と褒め称えた。放送後は控え室で一緒に撮った写真を公開したりした。
女優のハン・ソヒとITZYのリュジンも、よく似ているといわれる2人だ。ハン・ソヒとリュジンはデビュー当時からファンの間で、外見が似ているとされてきた。特に最近は女優キム・ジウンまで2人に似ているとされている。
ついにはSNSなどで、ハン・ソヒ、リュジン、キム・ジウンが姉妹ではないかという推測まで提起されたりもした。
それだけでなく、ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』で短髪に変身したキム・ジウンを見て、「リュジンが演技しているのかと思った」という反応も多かった。
いずれにしても似た外見を持つスターたちは、多少の不便（？）はあれど、お互いに楽しむケースが少なくないようだ。
（記事提供＝OSEN）
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