バスケ漫画の金字塔ともいえる名作『SLAM DUNK』を、お隣・韓国の漫画家が“パクっていた”ことが発覚した。
去る7月、韓国のポータルサイト「NAVER」で連載されていたキム・ソンモの作品『高校生活記録部』(原題)の絵が、『SLAM DUNK』と酷似しているとの指摘が相次ぎ、トレース疑惑が浮上した。
類似性が話題になると、韓国のネット民たちは2作品の比較画像を作成し、ネット上に次々と公開したのだ。
この事態を受け、キム・ソンモは8月1日に自身のSNSで謝罪文を掲載。「デビュー前、『SLAM DUNK』を30冊ほどトレースしたことがある。あまりにもファンだった作品なので、30冊ほど描いているうちに手に馴染んでしまい、それから絵柄が似ているとの指摘を受けてきた。他の作家の絵柄をパクったつもりはないが、確認してみると疑いの余地がないほど似ている。今後、二度とこんなことがないように気をつける。物議を醸して申し訳ない」と謝罪している。
しかしトレースしていたのは『SLAM DUNK』だけではなく、『ろくでなしブルース』の構図も盗用していたことがネット民によって発覚し、言い逃れのできない状況に。この出来事は日本のニュース番組でも取り扱われるほど大騒動となっている。
以後、連載を行っていた「NAVER」は「同作品で他作品との類似点が多数発見された。これを事前に予防できなかった責任を痛感している。つきましては、同作品の連載サービスを中断する」と明かし、8月2日に『高校生活記録部』の連載を打ち切る判断を下した。
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