また、彼らが直面した現実的な困難や孤軍奮闘記をリアルかつ真正性を持って描き、国家的な制度補完にも一助したという。特に、大変な状況の中で最善を尽くし、子供を育てていく親の事情を温かい目線で紹介し、放送後には彼らに実質的な役に立とうとする媒介としての役割も十分に果たしたといえる。
番組公式ホームページやSNSなどには、出演した青少年両親たちに向けた後援方法を載せるなど、視聴者の応援と温情の手を伝えられるよう最善を尽くしたのだ。このように、『高校生ママパパ』は視聴者たちの支持と声援により、12月21日放送のシーズン2第29回では、視聴率3.4%(ニールセンコリア調べ)を記録した。
しかし、過激なテーマで視聴者の興味を引こうとするあまり、10代での妊娠などを助長するのではないかという声も上がったことで、社会的に物議を醸したこともある。
そのため、製作陣は新シーズン放送にあたって「番組への否定的な視線を謙虚に受け止めながら、より善良な影響力を及ぼすよう補完・改善していく。シーズン3を通じて、青少年の妊娠・出産を美化するのではなく、青少年の婚前妊娠には冷酷な自己犠牲と責任が伴うということをより明瞭に見せる」と明らかに。続けて「『高校生ママパパ』が陰に留まっていた10代の性問題を明るい場所に引き上げ、社会的談論を開いてくれた番組だけに、今後も出演者の経済的、精神的成長を強固に支援し、真正性を込めるよう最善を尽くす」と付け加えた。
■【画像】11歳差、未成年時に性的関係を持って妊娠した韓国夫婦