無断でウクライナ義勇軍に合流し、韓国に帰国したイ・グン元海軍特殊戦旅団(UDT)大尉が、ひき逃げ事故を起こしていたことが判明した。
1月13日、韓国法曹界によると、イ・グン元大尉は昨年12月12日、特定犯罪加重処罰などに関する法律(逃走致傷)の容疑で裁判にかけられたという。
イ・グン元大尉は昨年7月、ソウル市内で車を運転していた際、バイクと事故を起こしたあと、救助措置を取らずに現場を離れた疑いが持たれているという。
先立ってイ・グン前大尉は昨年3月、外国人義勇兵部隊で活動するためウクライナへと入国したが、外交部からパスポート法違反の疑いなどで告発されたことで話題となった。ソウル中央地裁は今後、二つの事件を併せて審理する予定だ。
なおイ・グン元大尉は昨年10月、自身のウクライナ戦争参戦に関する記事に書かれたコメント作成者たちを相手に、名誉毀損で告訴した。警察は悪質なおコメント作成者を情報通信網法上名誉毀損疑惑で捜査中だと明らかにし、身元を特定して住所地管轄警察署に移管し、被告訴人調査を進行中だ。
イ・グン元大尉はYouTubeチャンネルなどを通じて「これからが始まりだ。CHEERS」と残したあと、当該記事をキャプチャーした写真を掲載した。
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