ノーブラの次は、まさかのポロリ? 女性芸能人の相次ぐ“露出事故”に韓国ネット民騒然

2019年10月01日 話題

韓国芸能界が、相次ぐ“露出事故”で連日のように世間を賑わせている。

(関連記事:女性芸能人の“ノーブラ・ファッション”は賛成?反対? 韓国で支持が増える理由

ガールズグループf(x)出身のソルリは9月28日、SNSを通じてヘアスタイルやメイクアップの様子をライブ配信した。これといったトークはなかったが、最中に発生した思わぬ事故は視聴者を驚かせた。

この日のソルリは深いVネック襟のトップスを着用しており、下着を着用していなかった。以前から“ノーブラ騒動”で何度も話題に上ったソルリであっただけに、この時点で戸惑うファンはさほど多くなかった。しかし、今回はソルリが動くたびに胸元が露わになり視聴者も慌てふためいた。

にもかかわらず、ソルリはその後もファンの困惑をよそに平然と配信を続けた。ソルリのまったく動じない姿勢もまた、世間を騒がせる要因となっただろう。

ソルリ

当該のライブ配信から3日経つが、依然としてネット民からの関心は熱い。ポータルサイトの検索ワード上位からソルリの名が消えることはなく、ライブ配信の元映像が削除されたにも関わらずキャプチャ画像が絶えず拡散されている。

ソルリが動じる様子は一切なく、むしろ配信翌日の29日には笑顔で近況写真を撮影していたほどだ。彼女のSNSには花と空を背景に明るい笑顔を見せる写真が掲載され、「今日はなぜ、ウキウキするの?」という書き込みも見られた。露出事故に関しては、なにも言及がないままだ。

ソルリの対応について、ネット民の間では意見が真っ二つに分かれている。

「当事者が問題意識を持っていないのに、議論すること自体が間違い」といった声が上がる一方で「事前に防げた事故だったはず。残念な気持ちだ」という否定的な意見も見受けられ、現在も論争が尽きない。

“露出騒動”を起こしたK-POPアイドルも

露出騒動の渦中にいる芸能人は、ソルリだけではない。

歌手ヒョナもまた、露出事故によって注目を集めた1人だ。

普段からセクシーなイメージとダイナミックなダンスで人気を集めるヒョナは、ステージでの事故が少なくない。

去る5月には啓明(ケミョン)大学校の学園祭でステージを披露し、ダンスパフォーマンスの最中に衣装胸元のリボンがほどけるアクシデントが起こった。当該の衣装はビキニタイプのトップスだったため危うく露出騒ぎになるところだったが、ヒョナは振り付けのついでのようにすかさず胸元に手を添えた。

その後も何食わぬ顔で見事なパフォーマンスを披露し、ステージは無事に終わった。突然のアクシデントにも動じないヒョナのプロ意識はその日のうちに拡散され、話題を集めた。

ヒョナ

それだけでなく、去る9月に行われた韓国航空大学校の学園祭ステージでは、下着が露出するアクシデントも起きている。

この日のステージで、ヒョナは代表曲である『Bubble Pop』のステージを披露。パフォーマンス中に突然背を向け、スカートをまくり上げてお尻を振るという扇情的な振り付けで注目を集めた。

この姿を見ていたダンサーが驚愕の表情を浮かべていたことから、当該のパフォーマンスがヒョナの咄嗟の行動であったことがうかがえる。アーティスト本人が自らの意思で扇情的な振り付けを見せたことから、ネット上では批判も多かったようだ。

しかし、ステージを終えたヒョナはSNSを通じて「みんなが楽しんではしゃげるパーティーだった。心配しないで」と伝え、自らの露出アクシデントが書かれた記事について言及した。

ソルリやヒョナのほかにも、海外スケジュールの道中でノーブラファッションが話題になったMAMAMOOのファサ、過激すぎる空港ファッションで物議をかもした歌手Jessiといった女性アーティストらが“露出問題”で注目されつつある。

先に挙げたソルリはたびたび言及されるノーブラファッションについて、「ブラは必須ではなく、選択だと考える。アクセサリーのようなもの」と主張して支持を集めたりもした。

韓国の女性アーティストのこういった露出事故は、“予期せぬアクシデント”ではなく“自らの選択”によるものであることがほとんどだ。空港ファッションに関してはプライベートの領域であるだけに、議論を繰り広げたところで正解のない難題といえる。

ある業界の関係者は、こう分析している。

「韓国のK-POP市場、とくにアイドル市場では女性に対する視線がかなり硬直している。世界の音楽市場を牛耳るほどのアーティストの場合は、性的な発言や露出、自分を表現する方法に対してある程度自由度が高い。

しかし、韓国内の市場では皮肉にも、彼女たちの音楽やコンセプトに憧れているにも関わらずファッションや発言についてはまだまだ視野が偏狭だ。必要以上に厳しく評価する風潮が見受けられる」

一方で、別の関係者はヒョナのパフォーマンスについて言及し、物議をかもした他のアーティストとの間に一線を引いた。

「ヒョナの場合は、アーティストとしての自分という前提があっての“パフォーマンス”だ。実際に、故意に下着をつけないなどの過度な露出があったわけでもない。加えて、議論になった際には必ず自らの意見をフィードバックして、ファンを気遣う姿も見せている。

ところが、ソルリの場合は話が変わってくる。SNSはもちろん個人の領域だ。しかし、大きな影響力を持つアーティストという彼女の立場を考えると、ライブ配信中の露出まで尊重されるには無理がある」

さらに別の関係者も、「どうしても韓国では情緒上、アーティストに厳しくなるしかない。また、10代という若い世代にも影響を及ぼすだけに、露出問題に関してはさらに厳格だ。そういった面で、スターたちももう少し自重する必要がありそうだ」と、自発的な“やりすぎ露出”について意見を述べている。

世間は相変わらず、“イシューメーカー”となった彼女たちの今後に注目を集めている。

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