先立ってパンデミック当時、グループ活動が避けられないK-POP界では急激に新型コロナが感染拡大したことがあり、再び緊張感が上昇している状況だ。特にアイドルグループは各種授賞式や海外ツアー、カムバックスケジュールなどと相まって連鎖感染につながる懸念が高まっている。
去る1月2日、IVE(アイヴ)のメンバーであるユジン、リズ、イソの3人が同時に陽性判定を受けた。所属事務所によると、彼女たちは軽微な喉の痛みの症状を見せ、迅速抗原検査を行って陽性判定を受けたため、メンバーと隔離して在宅治療に入った。
残りのメンバーであるウォニョン、ガウル、レイは陰性判定を受けた。所属事務所側は「ユジン、リズ、イソを除く残りのメンバーは現在、特別な症状はなく、病院を訪問して迅速抗原検査を行い、陰性判定を受けた」と伝えた。
TWICEメンバーのダヒョンも1月3日、陽性判定を受けた。所属事務所によると、ダヒョンは1月2日夜、自己診断キットを通じて陽性反応を確認し、1月3日のPCR検査を通じて最終的に感染判定を受けて隔離を始めた。
振り返れば12月27日、(G)I-DLEメンバーのソヨンも新型コロナに感染した。彼女は3回のワクチン接種を完了した状態だったが、年末の忙しいスケジュールを全面中断しなければならなかった。
他にも少女時代のテヨン、BTOBのウングァン、LE SSERAFIMのホ・ユンジンなどが年末に新型コロナに感染して心配された。
相次ぐ感染のニュースに、韓国芸能界は再び神経を尖らせている。特に大人数が集まるしかないアイドルグループは、一緒に移動して撮影する機会も多いため、メンバー間で感染する可能性も高く、懸念混じりの声が出ている。
また最近、大幅に増えた海外スケジュールによって、他地域の変異ウイルスの感染にも特別な注意を払うべきとの指摘も出ているのが現状だ。
とある業界関係者は、「コンサート、イベント、授賞式のスケジュールで休む暇がないが、メンバーが1人でもコロナに感染すれば、ステージ自体を再び準備するか、スケジュールを丸ごと取り消さなければならないなど、リスクが大きい」と述べた。続けて「着実に感染者が増えているだけに、再流行に備えた注意が必要と思われる」と話した。
数年前のような制限の多い時期に再び戻らぬよう、厳重な注意が必要な状況だ。