俳優イ・ジョンソクと歌手兼女優のIU（本名イ・ジウン）が所属事務所を通じて熱愛を認めたなか、心境を伝えて注目を集めている。
先立って、12月30日に開かれた「2022 MBC演技大賞」で大賞を受賞したイ・ジョンソクは「軍服務を終えて多くの悩み、恐怖、苦しさがあった。良い方向性と前向きな考えに導いてくれた方がいる。この場を借りて、その方に必ず言いたいことがある。いつも素敵でいてくれてありがとう。すごく長い間大好きで、尊敬している、と言いたい」というスピーチで話題を集めた。
イ・ジョンソクのスピーチに対し、ネット上では「彼女に向けた告白ではないのか」という推測が。とある芸能メディアは「2人の交際期間は4カ月」とし、クリスマスに日本旅行へ行ったと報道した。 12月31日午後、イ・ジョンソクの所属事務所HighZium studioとIUの所属事務所EDAMエンターテインメントは熱愛を認め、ビッグカップルの誕生を知らせた。
イ・ジョンソクとIUは2012年8月、SBS『人気歌謡』のMCとして初めて会った。
そして、翌年放送されたトーク番組『Hwasin：Controller of the Heart』でイ・ジョンソクは、「『人気歌謡』の主な視聴者は若い年齢層のため、1次元的な扮装をしなければならなかった。そういうのが嫌だったが、IUは直接アイデアを出していた」として「IUが差別化を図ろうとたくさん提案しているのに少しいらいらした。その時はIUが憎らしく、後に辞める時、『あの時はどうしてそうしたの？僕が苦労しているのを知っていたのに…』と伝えたらIUは、『私は頑張ろうとしたの』と言っていた。今はかけがえのない友達だ」と打ち明けた。
2人の間には“不仲説”も浮上したが、2023年1月1日、新年初日に直接明らかにした心境には互いに対する切なさとその当時の感情などを垣間見ることができる。
1日、イ・ジョンソクは自身の公式ファンカフェに「本日の記事の中の彼女はですね。20代半ば頃に初めて縁を持つようになり、なんだか淡い恋を超えて、とても大きいけどまた叶えられないような惜しさがありました。長い時間を友人として過ごしてきましたが、今になってこうなりました」とIUについて言及した。
「なんて言うんだろう…言う私は自分なりに一生懸命生きていながらも、いつも心の片隅に落ち着いた変な友達だったようです。僕は僕なりに一生懸命生きていましたが、いつも心の片隅にいたおかしな友人だったと思います。こういえばファンの方々は理解してくださると思いますが、僕にとって“カン・ダニ”のような存在でした。友人としてどんな方向性や人生の悩みを一緒に話し合ってくれたり、頼りになったり、妹のようでたまに姉さんのようで、大人のようでもありましたが、守ってあげたい素敵な人です」と続けた。
最後に、「僕がしっかり紹介しないといけないのに、こんなことが私も初めてなので、ファンの方々がとても驚いたり、少し心寂しかったりしたのではないかと思って気がかりです。どうか温かい気持ちで見ていただきたいです」と付け加えている。
イ・ジョンソクが言及した「カン・ダニ」（演者イ・ナヨン）は2019年、イ・ジョンソクが主演を務めたドラマ『ロマンスは別冊付録』のヒロインの名前だ。イ・ジョンソクの入隊前、最後の作品だ。劇中、チャ・ウンホ（演者イ・ジョンソク）にとって運命的な初恋相手であり、長年の片思いの相手だった。
イ・ジョンソクはIUを「カン・ダニのような存在」と表現し、20代には成し遂げられなかった初恋で片思いだったが、30代で初めて恋人になったとし、本人にとってどれほど大切な存在なのかを知らせたりもした。
また、IUも「本日、記事を見た方はご存知だと思いますが、私は恋をしています。いつも私を心配をし、気にかけてくれるUAENA（ユエナ、公式ファンクラブ）は驚いていると思い、とても慎重でもありますが、はい…こうなりました！」とし「長年の同僚だった方とお互いに頼り合いながら良い気持ちを育んでいます。長い間、ありがたくも私を応援してくれて、毎回ああやって「素敵だ、かっこいい」と言ってくれて。また、心からの激励を送ってくれた頼もしく可愛い人です」と率直な気持ちを伝えている。
IUは「いつも私を一番注目してくれるユエナだから、私が最近情緒的に安らかで良い時期を過ごしていると感じていると思います」とし「その一方で、最近特に仕事に対する自負心と情熱がさらに湧き出る理由の一つに、近くで長く褒めてくれた素敵な友達がいるからでもあります。皆が知った今、ファンが心配しないようにきれいに静かにお付き合いをしていきます」と見守ってほしい気持ちを示した。
友達から恋人へと発展したイ・ジョンソク×IUカップルの映画のような10年に、ネット上でも多くの祝福があふれている。
◇イ・ジョンソク プロフィール
1989年9月14日生まれ。2010年に『検事プリンセス』でデビュー。以降、『君の声が聞こえる』『ピノキオ』『W君と僕の世界』『あなたが眠っている間に』『死の賛美』（SBS）、『ロマンスは別冊付録』（tvN）などに主演。特に『ロマンスは別冊付録』ではNetflixでも配信中で、甘い魅力の編集長役で世界のファンを魅了している。
◇IU（イ・ジウン） プロフィール
1993年5月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU（アイユー）は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演＆初主演を果たし、『麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～』『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』『ホテルデルーナ～月明かりの恋人～』などで主演を務めた。女優業は本名の「イ・ジウン」で行う。
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