その第14話は、全国基準で視聴率24.9%を記録。これは自己最高記録であり、2019年に放送された大ヒットドラマ『SKYキャッスル』(23.8%)を上回る数字だ。
そもそも11月18日から放送が始まった『財閥家の末息子』は、金、土、日の“週3回放送”という異例の編成で視聴者を驚かせた。制作陣は「没入感をさらに最大化するために金土日の週3回という異例の編成を決めた。完成度の高い作品でお会いするので、期待してほしい」と説明した。
週3回放送は通用した。『財閥家の末息子』は今や、JTBCドラマ歴代視聴率1位の『夫婦の世界』(28.4%)だけを残している。24.5%まで視聴率が急騰したなかで、『財閥家の末息子』は最後の第15話と第16話を残している。
ただ、すぐに勝負をするわけではない。第15話は12月24日に、最終回となる第16話は12月25日に放送される。クリスマスイブとクリスマス当日の放送で視聴者と会う予定だ。「金土日ドラマ」が「土日ドラマ」で最後を迎えるだけに、金曜日の放送中止は残念な気持ちを残す。
それでも視聴者の“待ち遠しさ”はさらに大きくなりそうだ。『財閥家の末息子』が第15話、第16話を通じてJTBCドラマの歴史を塗り替えるのか、注目される。
(記事提供=OSEN)