映像は多くの歳月を一人で耐えてきたバン(演者キム・ナムギル)とウォン・ミホ(演者イ・ダヒ)の強烈な出会いから始まる。
神霊な存在であるクム・ベクジュ(演者コ・ドゥシム)は「あの子が来たのね?どうしてお前は歓迎するそぶりも見せないの?」と言い、バンとウォン・ミホの微妙な関係性を暗示する。
そうかと思えば、救援者を守れという神の召命を受け入れるために済州道に来た、駆魔司祭ヨハン(演者チャ・ウヌ)は疑問に満ちたその存在を暴き始める。バンはそんなヨハンに対抗して赤い瞳をした妖怪に変身し、その後の展開を気にならせる。
これと共に、人間でありながら怪物であるバンの悲劇的なストーリーが繰り広げられる。
一人の少女は、これ以上人間として生きることができなくなったバンに向かって、必ず助けに来ると涙で約束し、切なくさせる。少女の姿はウォン・ミホの笑顔と交差し、前世から続いた2人の途切れない運命を予告する。
一方、ヨハンはウォン・ミホを近くで守ろうとするバンを鬼だと確信し、2人はウォン・ミホをめぐって対立してスリルあふれる緊張感を与えた。
そうかと思えば、バンと共に半人半妖に育てられたグンタンとハンが対抗する場面と共に、2人の関係性にも耳目を集中させる。
結界に約1000年も封印されていたグンタン(演者ソンジュン)は「久しぶりだね。僕の兄弟」という挨拶とともに悲壮に登場し、ハンは主武器である金剛杵でグンタンを攻撃し緊張感を最高潮に導く。
運命を変える最後の選択の岐路に立ったバンは因果律を断ち切る方法を探しにいき、一瞬だけでも人の心をもって生きたいという切実な気持ちを表わし、ベールに包まれたキャラクターの事情に対する好奇心を増幅させた。
『アイランド』は幻想的なシンクロ率を誇るキム・ナムギル、イ・ダヒ、チャ・ウヌ、ソンジュンの熱演と運命のしがらみのなかで吹き荒れるキャラクターの暴風のようなストーリーを予告し、本編に対する期待を高めている。
『アイルランド』パート1は計6編で構成され、30日から3週間毎週金曜日の昼12時から配信され、パート2は2023年上半期に公開される予定だ。
『アイランド』はアマゾンプライムビデオを通じてグローバル市場にも進出し、Kコンテンツ旋風を巻き起こす。