大ヒットドラマ『イカゲーム』で“001番の老人”を演じた俳優のオ・ヨンス(78)が強制わいせつ容疑で起訴された。
11月25日、とあるメディアは、オ・ヨンスが2017年に女性Aさんに不適切な身体接触をした疑いで昨年末、告訴されたと報じた。
報道によると、警察は2021年末にAさんから告訴状の提出を受けたが、オ・ヨンスに対して不送致の決定を下した。その後、Aさんが異議申請を行い、水原(スウォン)地検・城南(ソンナム)支庁がオ・ヨンスの容疑を再び捜査し、強制わいせつ容疑で起訴した。
これに対してオ・ヨンスは「湖畔を回りながら道案内のレベルで手を握っただけ」と疑惑を否認した。
しかし検察は、Aさんに対する不適切な身体接触があり、それを裏付ける証拠が確保されたと判断し、オ・ヨンスを裁判に渡したという。
オ・ヨンスはNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』でオ・イルナム役を演じ、「カンブ」の愛称で大きな人気を集めた。今年1月には、米ロサンゼルスで開催された第79回ゴールデングローブ賞授賞式で、韓国俳優として初めてテレビ部門・助演男優賞を受賞した。
『イカゲーム』を通じて世界的に顔を知られた俳優だけに、強制わいせつ容疑での起訴は大きな波紋を呼びそうだ。
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